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ドクタースランプ

どくたーすらんぷ

平成になって再アニメ化したシリーズで、監修・キャラクター原案は原作者の鳥山明。 通称として、平成版アラレちゃん、茶髪アラレちゃんと言われている

概要

1997~99年にかけて放送された鳥山明の漫画『Dr.スランプ』のアニメ第2作(1997年)。「Dr.スランプ」の再アニメ化作品。

東映アニメーションフルデジタルでの制作の実験的な要素が強く、作画も彩度が高くメリハリのきいた個性的なものとなっている。

メインキャラの声優は殆どが一新され、ストーリーも前半(30話)までは原作に沿っていたが、49話以降からは完全アニメオリジナルのストーリー展開がなされた。そのため原作の話もアニメオリジナルシーンなどが多い。

スッパマン役の古谷徹のみ、平成製作のアニメ第1作劇場版から引き続き同役で登板した。

東映アニメーションは「原作やアニメ1作、アニメ1作の劇場版とは出来るだけ切り離し、初めて「Dr.スランプ」に出会った時の新鮮な驚き、むしろ新しい原作に出会ったものだという考え方で企画しました。」と言っている

最高視聴率は20.3%と旧作やドラゴンボールシリーズほどは振るわなかったが、あくまでもその2つの人気ぶりが凄まじすぎただけの話であり、現在で比較するとこの数字は普通に化け物レベルで高い視聴率である

本作の放送終了後は2009年にドラゴンボール改が放送されるまでは鳥山明原作のテレビアニメ作品は長らく途絶えることになり、そのドラゴンボール改も音声新録&随所に見られる新規作画を除けば実質「Z」のリマスター版のようなものだったので完全新作のテレビアニメ作品は2015年のドラゴンボール超まで待つことになった。

本作以降のアラレちゃん関連の映像作品におけるキャラクターデザインや声優陣はアニメ版第1作目のものに戻っているが、後のドラゴンボール関連作品でアラレたちがゲスト出演した際には、その時点で鬼籍に入っているキャストの後任として本作のキャストが引き継がれている(ドラゴンボール超で屋良有作則巻千兵衛)と置鮎龍太郎Dr.マシリト)が、ドラゴンボールヒーローズ飛田展男ムラサキ曹長)がそれぞれ起用されている)。

また、2007年上映の短編「Dr.SLUMP Dr.マシリト アバレちゃん」も基本的にアニメ版第1作目の声優陣・デザインで構成された作品であるが、BGMの大半は本作のものが使われている(ED曲も第二期OPテーマである「Hello, I love you」のアレンジBGMだった)。

映像ソフトにおいては単巻ソフト化はされておらず、2008年にDVD-BOXが発売されたのみである。

それ以外でも第1話がYoutubeで期間限定で配信されたぐらいで視聴は少々難しい状況となっている(上述のDVD-BOXも中古販売のみとなっており、安くて10万円台とかなりのプレミアが付いている)。

あらすじ

自称天才科学者の則巻千兵衛はお手伝いさんロボットの開発に熱中していた。ナイスバディのメイドロボットという漢の浪漫を実現させようとしていたが、突然の落雷によって製造器が故障し、結果誕生したのはチビで怪力のアラレちゃんであった。

かくして、のどかで平和なペンギン村に降臨したアラレちゃんを中心に驚天動地の物語が幕を開けた・・・・!

セリフとしてのドクタースランプ

木緑あおいを始めとする、アラレちゃんやニコちゃん大王などが千兵衛に向かって「ドクタースランプ」と呼称していたりする。失敗続きである博士だからか。

主題歌

オープニングテーマ

「顔でかーい」

「Hello, I love you」

「アラレ! パラレ!」

エンディングテーマ

「鼻毛がちょっと飛び出している」

「Favorite Blue」

「あなたがいて わたくしがいて」