欲張り野郎にはお仕置きが必要だな。
効果
メガ・マナロック・ドラゴン |
SR 火文明 コスト6 |
クリーチャー:メガ・コマンド・ドラゴン パワー7000 |
W・ブレイカー |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時または攻撃する時、相手のマナゾーンから光、水、闇、火、自然のカードをそれぞれ1枚ずつ選び、タップする。次の相手のターンのはじめに、それらのカードはアンタップしない。 |
概要
『革命編 第1章 燃えろドギラゴン!!』にて登場したドラゴンで、名前から分かるとおりマナをロックするカード。
出た時、攻撃する時に相手の文明数に応じてマナを縛れ、多色デッキなら1度に2枚以上のマナを使用不可能にできる。
非常に強力ではあるが、相手が単色デッキだと効果が薄れ、特にゼロ文明、無色構築のジョーカーズにはまったく効果が及ばない欠点もある。
また単独ではスピードアタッカーを持たない為、純粋なアタッカーとしての速攻性で劣る部分がある。
しかし、それらの欠点や環境次第で刺さりにくい点から温泉送りにならないと言え、刺さった場合の影響力がエグいのがこのカードの強み。
同じく殿堂入りしたスクランブル・チェンジとの相性は説明不要レベル。
コストを大幅に下げた上に、このカードにスピードアタッカーを与えてしまう為、単色相手でも序盤からマナロックが可能となる。
強力ではあるものの、超竜バジュラの様にマナ数を減らす訳では無いため、ニンジャストライクの様なマナ数を参照する効果は防げず、また五文明を扱うデッキだと界王類邪龍目ザ=デッドブラッキオによるカウンターが可能なので、多色デッキ相手だからといって油断は禁物。
革命チェンジで使い回す戦術が有効な1枚。
切札勝太&カツキング-熱血の物語-である程度サーチ可能で、コスト軽減も鬼寄せの術を用いる構築なら革命効果に繋げられ、暗黒の怨草士クロユ・レシア、爆龍皇ダイナボルトなら簡単に展開可能。
デュエプレでは…
メガ・マナロック・ドラゴン |
SR 火文明 コスト6 |
クリーチャー:メガ・コマンド・ドラゴン パワー7000 |
W・ブレイカー |
バトルゾーンに出た時または攻撃する時、次の相手のターン終了時まで、相手の使用可能マナを1少なくする。相手のマナゾーンにすべての文明があるなら、さらに2少なくする。 |
なんとDMPP-29 「禁断ノ刻 -BLACKOUT JUDGEMENT-」にて実装されることが決定してしまった。
レア度はSR。
当然ながらしっかりお仕置きを受けており、相手のマナが5色解放されていない時は1マナしか止まらなくなったが、同時期に無調整の《スクランブル・チェンジ》の実装が決定。
アタック時効果もあるため、スクチェンを介した場合は結局2マナ止まってしまうし、5色なら6マナ止まってしまい、その上ドギラゴン剣のチェンジ元になるのは変わらないので一律の不安がよぎる。
結局、その予想通り、マナロックは弱体化されてもスクチェンと共に赤黒バスターで採用されることになり、これによって、間に合うかどうかで勝負が変わっていた5Cビマナ体面に対しても簡単にケチらせるようになってしまった。
……のだが、判明当初は環境がドギラゴン剣一色になると懸念されるなどの反響が多かったのだが、その反響の大きさに反して実際の環境ではあまり活躍できていない。それどころか、赤黒バスターにマナロックとスクチェンを外しているデッキも増加傾向になっている。
前述したように弱体化して1マナしか止められなくなったことで、それで強烈に刺さる場面がかなり少なくなったのが最大の問題点であり、スクチェンを使って早期着地するなどの工夫を使わないと手放しで強いカードとは言えない性能になっている。また、5色デッキ相手に対しても、前述したようにザ=デッドブラッキオのカウンターが存在しているため、油断はできない。
このような理由から、判明当初とは異なり、プレイヤーが危惧されていたようなことにはなっていないようだ。
むしろプレイヤーが危惧視していたのは、このクリーチャーではなく……