愛称は「エステル」で、pixivでもそちらでのタグ登録が多い。
概要
CV:中原麻衣
本作のヒロイン。年齢18歳。身長165cm。武醒魔導器は左手首の腕輪。
主人公のユーリ・ローウェルに「エステル」と呼ばれた事からそのまま愛称になった。
なお、「シデス」は女性名詞で「鉄」、「ヒュラッセイン」は「監視者」を意味する(帝国の紋章にも「監視」を象徴する目が入っている)。この意味は物語を進めれば理解できる。
おっとりした優しい性格で「~です?」という変わった質問の仕方をする。
城の中で長い事生活したため、世間の事に疎いが、知識は豊富。
非常に献身的で、何事にも一生懸命な性格。その上頑固で意志が強い。
仲間に対しての思いやりが強く、誰とでも平等に接することが出来る。
物語途中まで、ユーリ達一行には自分の素性については一切明かさず、彼女の地位を薄々感じ取っていたユーリとリタ、そして帝国騎士であるフレン以外のメンバーには「貴族のお嬢様」程度にしか思われていなかった。自分に関わる質問をされると、ユーリに助け舟を出されてうまくその場を誤魔化していた。
道中何度も騎士団に連れ帰られそうになり、ついに仲間達がエステル誘拐の罪で捕まってしまったことで隠し通せなくなり、とうとう自身が帝国の「次期皇帝候補者」の一人であることを明かす。
フレン・シーフォは城で唯一頼れる存在で、ストーリーが始まる2~3年前に知り合ってから交流も多い。ユーリの事もフレンから聞かされたので、初対面でもぴんと来た。
本来魔術を発動するために必要な魔導器(ブラスティア)を、所持しなくても使える珍しい人物だが、これは彼女の出自に大きく関わっている。
彼女の正体は、皇帝家の血筋の中でも隔世遺伝的に特に強い力が発現した「満月の子」であり、世界で唯一魔導器無しに治癒術を扱える特異体質を持つ。
それを誤魔化すために武醒魔導器を身につけてはいるが、なぜかユーリやリタには早い段階で見破られてしまう。世界にとっては毒でしかないその能力を持っていることで「始祖の隷長」に憎まれ、その力を利用しようとする者たちの野望に翻弄されながらも、仲間たちの言葉と信頼に救われ、精一杯生き抜くことを決意する。
戦闘スタイル
多くの治癒術・補助術を習得する。また、近接技・攻撃術もそこそこの数を覚えるため足は遅いがどんな立ち位置でも自在に戦えるオールラウンダー。
さらに回復担当キャラとしては珍しくステータス上の物理・魔法防御力の伸びがパーティの中でもトップで、打たれ強い。しかしHPが低い上に素早さもかなり遅いため、前線には出さないほうが得策。
また、AIの影響で中々回復魔法を使わないor大したダメージを受けた訳じゃないのに上級魔法で回復するといった行動をとってしまう。
PS3版ではAIが修正され、だいぶ後衛らしい働きをしてくれるようになった。
関連イラスト
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