パルスライフルとは、SFなどに登場する超科学兵器の一種である。
概要
パルスレーザーを発射するライフルのこと。
パルスレーザーとは、光の波長を特殊な装置を用いて一定の波長に超圧縮し、その熱量や光量を増幅させたレーザーのことで、現実には核融合を安定して発生させるための装置の原理として注目されている。またレーザー技術を除けばLEDライトもパルス発振技術の一つとされる。
創作での扱い
ただ、一般的は超化学兵器としてSF作品に登場することが多い。パルスライフルもこの一つである。
またこの場合には、多くは光ではなく何かしらのエネルギー粒子をパルス発振技術で圧縮・発射するものがほとんどである。
日本で最初に登場したのは『宇宙戦艦ヤマト』の艦載レーザー砲の一種としてだが、以後はあまり大々的に登場することはなかった。しかし、90年代以降SF系STGで武器のカテゴリーの一つとして登場し、地味ながらも以前に比べて飛躍的に知名度を伸ばした。
種類
- DEADSPACEシリーズ - 軍人や警備員などが持つ標準的な武器。ネクロモーフ相手には切断が出来る工具の方が有利であるためアイザック達が使うとき以外はあまり役に立たない。使い方次第では幅広い種類の敵に対応可能。セカンダリは1では足元に攻撃できない全方位射撃(別名一人カーニバル)、2では榴弾となっている。
- ALIENシリーズ - M-41Aパルスライフルが登場。実弾火器。
- アーマード・コアシリーズ - シリーズ伝統のENライフルの一つ。プラズマライフルの小型版という扱いで、同系武器としての火力は低いが近距離での威力の高いというハンドガンのような扱い。特にナインボールとジナイーダがその使い手として有名で、『〜4』では両手装備でガチタンが2秒で沈む鬼火力と化した。また『〜Ⅴ』ではオーバードウェポンの一つに「マルチプルパルス」という鬼パルスを超えた鬼畜パルス砲が登場。詳細はリンク先を参照。