バハムートとは
- 中東の伝承に登場する、世界を支える巨大な魚に似た幻獣。ベヒーモス、ベヘモットとも。
- ゲーム『D&D』において、ドラゴンのキャラクターとされる。以降の多くの作品に受け継がれた元ネタといえる。
- ゲーム『ファイナルファンタジー』シリーズに登場する龍の王。シリーズによって召喚獣だったり敵だったりする。
- ゲーム『バハムートラグーン』に登場する、異世界アルタイルの龍王。ストーリーに重要な関わりを持つ存在。
- もしかして:バハムーチョ(半熟英雄)
- 絶対防衛レヴィアタンのキャラクター:バハムート。赤いネコミミのようなトンガリ帽子がトレードマークで、ミニスカート。
伝承
中東伝承に登場する巨大な魚の幻獣。その背中で全世界を支えるとされ、7つの大海でさえバハムートの前では鼻孔に入る砂の小粒程に等しいと言われる。
「千夜一夜物語」ではかのイエス・キリスト(イーサー)もバハムートに遭遇しており、その目が反射した光に目をくらませ気絶したという。そして三日後に目を覚ましても、バハムートはいまだ背びれを揺らしていたという。
ドラゴンになった訳
なお、バハムートがドラゴンとして浸透した背景には、アメリカの有名TRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』でバハムートを『神の竜』とした設定の影響が大きいとされる(因みに、同作では神の竜に相反する「悪の竜」としてティアマトが設定されている)。
日本においては後述のファイナルファンタジーシリーズの影響が強いとされる。
ファイナルファンタジーシリーズ
初出は1。人間に対し友好的なドラゴン族の長として登場。
『勇気の証』を示すことで主人公達を上位職へとクラスチェンジさせてくれる。
敵全体に無属性の大ダメージを与える魔法『メガフレア』を使う。
シリーズによって差異はあるものの、ほとんどのナンバーで最強クラスであり、
バハムート自身、または代わる魔物を戦って倒す事で召喚魔法を修得できる。
敵対時には、強力なメガフレアをリフレクで跳ね返して反撃するのが定番となっている。
13-2では、最後のバトルで3種のバハムートと戦う
なお、ファイナルファンタジーシリーズにおいてはバハムートとベヒーモスは別のものとして扱われている。
ちなみに、ファイナルファンタジー7とその派生作品群「COMPILATION of FINAL FANTASY VII」にはバハムートの亜種が登場しているほか、半熟英雄ではバハムーチョとしてセルフパロディになっている。