CV:戸松遥
人物像
中立国ジオールの咲森学園に通う女子高校生。学年は1年。頭の後ろに白いリボンを結んでいる。
かつては人気アイドルであったが、現在は芸能活動を休止中。
時縞ハルトの特殊能力を知る数少ない人物の内の一人。
また、ハルトが初戦にてドルシアを退けた際には彼のデータをネット上に流している。
冷めた性格をしているらしいが、自分の体とヴァルヴレイヴを奪還しようとする時縞ハルト(身体はエルエルフ)に協力し、彼に体が元に戻る方法をアドバイスしたり、犬塚キューマの操縦する戦闘ヘリから飛び降りるといった積極的な行動力を見せた。
一方で、幼少期に受けた両親からの暴力と学校でのいじめ、アイドル現役中における事務所からの契約解除といった過去を「世界に否定された」と引きずっており、学園地下で複数機のヴァルヴレイヴを発見した際にはそんな自分の身の回りの世界を変えたいという一心で火ノ輪に乗り込み、一切の躊躇いなく人間をやめた。
「いいじゃない……人間なんて嫌いだし、そのうえスペシャルになれるなんてオールオッケー♪」
ハンガーに並ぶ四機のヴァルヴレイヴを「虹」と表現したり、火ノ輪にカーミラという愛称を付けるなど、独特の感性を持つ。
また、元アイドルというだけあって演技も上手く、マギウスの能力でハルトに乗り移った際にはその演技力で自演行動など様々な悪戯を行なっている。
未来のサキ
ドルシア軍がジオールに侵攻し、咲森学園のあるモジュール77が独立を宣言した年を第三銀河帝国歴元年としてさらに214年経った世界で謎の敵と戦うサキの姿があった。
敵パイロットから「黄金の七人」と呼ばれ、金色のパイロットスーツに身を包み、愛機である火ノ輪も装甲が金色に変化している。