※スーパーロボット大戦UXに関する重大なネタバレを含みます。
蒼穹のファフナー序盤においてフェストゥムを道連れに壮絶な自爆を遂げ、多くの視聴者を悲しみの渦に巻き込んだ悲劇のヒロイン羽佐間翔子・・・。
蒼穹のファフナーの参戦したスーパーロボット大戦UXにおいても、原作と同様序盤にて自爆してしまい、その儚い命を散らす事になった・・・。
が、
数々の特定条件を満たすと「フェンリルで自爆した彼女がオーラロードを開いて生き残る」という加藤久嵩ですら想像不可能なとんでもない事態が発生する。
元ネタは同じくスパロボUXに参加している聖戦士ダンバインの主人公ショウ・ザマである。他にも「オーラファフナー・ゼクスバイン」、「ハイパー同化斬り」、「♪おれは戦死」などダンバイン関連のネタが多数。
なお、言うまでもなく羽佐間翔子は蒼穹のファフナーのキャラクターであり、聖戦士ダンバインやリーンの翼という作品とは一切関係がない。これらの話はあくまでスパロボ内限定のストーリーとネタである。
概要
原作同様同化されてしまい、最終手段であるフェンリルで自爆して「いなくなった」翔子。
・・・だが、ある条件を満たすと、後にバイストン・ウェルに飛ばされた自軍メンバーは、地上から来た女聖戦士の話を聞く。
その直後、自軍はサコミズ率いるホウジョウ軍の襲撃を受ける。
孔明らの計略で、大打撃は逃れるものの、窮地に立たされるトレミー。
そこに矢藩朗利のシンデンが襲いかかる。
絶体絶命の危機。万事休す、その時だった。
一発の銃声。弾はシンデンに命中し、トレミーから引き離す。
自軍のメンバーは、危機を救った銃弾の元をたどる。
そして、総司がシナジェティック・コードの反応を確認する…
そこにいたのは…
なんと、自軍の危機を救ったのはあの時いなくなった筈のマークゼクス・羽佐間翔子だった!!
その後、ホウジョウ軍を退けた一行は、機体から降りた翔子と再会する。
彼女はフェンリルの爆発の際に開かれたオーラロードに巻き込まれ、天と海と地の「狭間」にある世界バイストン・ウェルに「飛翔」していたのだ。
そして、聖戦士として戦っていたのだが、持っていたオーラ力(ちから)の影響か、戦っている内に病弱だった身体も健康体となっていた。
そして翔子は「ここにいる」事を噛み締め、自軍へと参加する。
いざ参戦した翔子とマークゼクスは精神コマンドと機体ボーナスが非常に優秀で、残念ながら劇場版仕様こそ存在しないものの、武装変更がない分使い易い機体となっている。
唯一の「祝福」の精神使いであるためサポート役として使用したり、後半総司のジークフリートシステムがなくなって足並が遅くなった飛べないファフナーを運ぶためにPUとして使用したり等の運用応用が利きやすいユニットになっている。
シナリオ面でも復帰が中盤頃と、他の隠しキャラ勢と比較してかなり早いということもあり、ファフナー関連のイベントには必ず登場する。特にカノンとは姉妹として絆を深めていく様子が描かれるなど、全体的にかなりの優遇を受けていると言ってもよい。
……が、生存理由のインパクトが強すぎるせいで、後述のように本作屈指のネタキャラ扱いを受けてしまうのであった。どうしてこうなった。
備考
過去作のスーパーロボット大戦Kでも翔子は生存させることはできるが、ガン×ソードのカイジが拾ってくる以外は他作品が絡むことは無かった。今作の見事なクロスオーバーだからこそ成せた復活劇である。
少なくともKのほうは悪い意味で生存理由に無理があったため(フェンリルは自身を中心とした広範囲を『気化』させてしまう程の自爆装置な為、生き残るのは無理がありすぎる)、
大胆なクロスオーバーで生き残ったUXのほうが断然扱いが良い。(ちなみにこちらの経緯は、『リーンの翼』の登場人物であるサコミズ・シンジロウがバイストン・ウェルへと転移した時の状況と似通っている。)
それ以前にバイストン・ウェルの小さな妖精と共に一度UXから逃亡した人がいるからまったく問題ありません!
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マークデスティニ-・・・同僚