概要
世界的に高く評価されており、多くの映画作品に影響を与えたと言われている。
あらすじ
時は戦国時代。野武士達にいつも襲われている村の百姓達は長老と相談して侍を雇うことを決めた。
若い百姓の利吉の説得で七人の侍が集まり、百姓と侍の軋轢を乗り越えながら協力し、野武士の一団と戦う。
無粋な突っ込み
戦国時代の百姓は武器を持っており、成人男子なら日本刀を持っているのが普通で、いざという時には弓、火縄銃、槍を持ち出せた。村にも武士が領主としているのが当たり前で、村から武士がいなくなるのは織田信長などによる集住策、武器が無くなるのは第二次世界大戦後の大規模な没収より後になる。
登場人物
島田勘兵衛(志村喬) 冷静沈着な初老の浪人で7人のリーダー格。
菊千代(三船敏郎) 山犬のような荒々しい自称・侍。実は百姓の出。
岡本勝四郎(木村功) 若い半人前の浪人。勘兵衛の弟子となる。
片山五郎兵衛(稲葉義男) 穏やかで物腰が柔らかく、勘兵衛の参謀役。
七郎次(加東大介) 勘兵衛の元家臣で、物売りをしていた槍の使い手。
林田平八(千秋実) 愛想がよく明るくて人懐こい人物。自分達の旗を作った。
久蔵(宮口精二) 物静かな凄腕の剣客。口数は少ないが根は優しい。