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真奥貞夫の編集履歴

2013-08-17 01:40:18 バージョン

真奥貞夫

まおうさだお

真奥貞夫とは、ライトノベル『はたらく魔王さま!』の主人公。

CV. 逢坂良太


「いいか勇者エミリア、俺は、この世界で正社員になってみせるぜ!!」

「当然の顔して他人を踏みにじり、それを正義だと言って憚らないクズは魔界にだっていねぇよ」

「そうだ、俺達は悪魔。悪を為し、誰かを害さなければ生きられなかったクズの集まりだ!」

「己の科を負って生きる覚悟が無いなら、他人に文句なんかつけんじゃねぇ!ここは自分の為した全てを一身に背負って、必死に生きる人間達の世界だ!!」


概要

本作の主人公で、異世界エンテ・イスラを支配しようとしていた魔王

本名は「サタン・ジャコブ」。

エンテ・イスラを支配する寸前の所で勇者エミリアによる反撃を喰らい、逆に追い詰められてしまい、部下のアルシエルともどもエンテ・イスラから逃げ出し、現代日本に流れ着く。

日本では魔力を回復する手段が無かったため、生活費を稼ぐためにアルバイトを始め、現在はマグロナルドの幡ヶ谷駅前店ではたらくフリーター生活を送っている。

東京都渋谷区笹塚にある「ヴィラ・ローザ笹塚」201号室(通称・魔王城)在住。


経歴

元々魔界の弱小種族に生まれ、両親のこともほとんど覚えていないらしい。

幼いころ、他の部族との闘争に巻き込まれ、大けがを負っていたところをある一人の女性の天使に助けられ、文字やこの世界の成り立ちなど、いろいろなことを教わる。天使の去り際、紫色のクリスタルのようなものを渡され、それを育てるように言われ、育てていた。

その後、アルシエルルシフェルを仲間にし、魔界を統治、魔王を名乗る。

本来の姿

ヒヅメぶひいいい魔王さま!


性格

過去のつらい経験を乗り越えてきたためか、結構ポジティブな性格。敵愾心を向けてくる恵美に対しても、口げんかはするもののそれほど嫌ってはいない。


自分を裏切ったにもかかわらず行く当てのない漆原を家に入れたり、「魔力を取り戻すのに地球の人たちに迷惑をかけられない」と言うなど、部下想いで責任感の強い性格でもある。そのため、芦屋千穂など、彼を慕うものも多くいる。まさに理想の上司である。


一方、他人の揚げ足をよく取ったり、失業中だったとはいえアラス・ラムスに渡すお菓子を恵美におごってもらおうとするなど、どこか小物くさい面もある。


戸籍上は20歳だが実際は300歳を超えており、魔王に成り上がった経験からくるものか、表面上のイメージとは裏腹に論理的なものの考え方をしている。


能力

アルバイトとしてはかなり優秀で、入社半年での時給200円アップ、月間MVPクルー賞の受賞、時間帯責任者の登用などがある。さらにはアレルギーの人間に対しての対応も行えるなど、柔軟な顧客対応ができる人材へと成長した。その接客態度から、恵美や鈴乃をして「魔王らしくない」と言わしめている。


また、他人の陰謀や悪意に敏感な洞察力や観察力、地球に住んで1年程度ですっかりなじんでしまう適応力、さらには英語でコミュニケーションも行えるなど、総じて頭は良い。


しかし、細やかな気遣いができる反面、基本的に女心に疎いため、地雷を踏み、女性陣から反感を買うこともある。


戦闘能力は恵美には及ばないが高い。また、彼は建物の創造・修復が行えるなど、力の応用範囲は広い。


スピンオフ『はたらく魔王さま!ハイスクール!』では

原作とほぼ一緒の流れで日本にやってきたが、何故か高校生になっており、芦屋と共に理事長の志波美輝に拾われる。その後は高校に通いながら(2年A組所属)、普段は芦屋と共に用務員室で暮らしている。


学校では、「人を支配できる」+「学食がタダ」という理由から生徒会長を目指し、支持者を集めようと奮闘している(ここの高校は生徒会長は学食がタダになる特典がある)。それを阻止しようとする恵美と応援する千穂との関係は、原作とほぼ変わっていない。


また、学校では食券を支給してもらうため購買部で働き始める。


関連イラスト

カツ☆ドゥーン


関連タグ

はたらく魔王さま!

芦屋四郎 漆原半蔵

遊佐恵美 佐々木千穂 鎌月鈴乃 アラス・ラムス

魔王 悪魔 フリーター 理想の上司


まおえみ まおちー

芦真 真芦 真奥家


※以降、ネタバレ注意





























ここでは、彼がエンテ・イスラ侵攻を行った真の理由を記述する。


その理由とは、「民を救うため」の一言に尽きる。


悪魔は魔力を生命エネルギーに変換して生きている。その魔力は不安や絶望、恐怖などの負の感情から生成される。ところが、自身がよかれと思って行った魔界統一事業により、魔界から負の感情が減り続け、生きるために必要な魔力が減り続けたのである。その上、統一事業により人口は増え続ける一方。

このままでは悪魔は飢えで死に絶えてしまう。そう考えた彼は、「エンテ・イスラ侵攻」という苦渋の決断を行ったのである。

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