オインゴ

おいんご

漫画『ジョジョの奇妙な冒険第三部スターダストクルセイダース』に登場するキャラクターである。

概要

DIOの配下であるスタンド使いで、エジプト9栄神の一人。オインゴ・ボインゴ兄弟（ブラザーズ）の片割れでボインゴの兄。

常にボインゴと行動を共にしており、ボインゴのスタンド・トト神の予知能力を頼りに戦っている。

エジプトのアスワンにてジョースター一行を迎え撃った。

まずは予知どおり承太郎・ジョセフ・ポルナレフに毒入り紅茶を飲ませようとするがイギーの邪魔が入り失敗。

次に承太郎を爆弾でふっ飛ばす予知を実現させようとするが、オレンジ型爆弾をしかける現場をジョセフとポルナレフに見つけられてしまう。

スタンド能力で承太郎に変身してこの場を切り抜けようとし、様々な無茶振りを切り抜けその場を離れるが、ポルナレフが放り投げた爆弾を踏んづけてしまい承太郎の顔のままで爆発（いちおう予言通り）。

敗北後、ボインゴが仇を取ろうとするが道中で金品を奪った男が仲間を連れて逆襲に現れ、兄弟そろって袋叩きにされ、兄弟仲良く病院送りとなった。

なお、承太郎達は襲われたことにまったく気付いていなかった。

エジプト神話に登場する神・クヌムの暗示を持つスタンド。本体のオインゴと一体化している。

本体の姿や声質を自在に変化させるスタンド。服装はそのままだが、帽子などの被り物なら髪を変形させれば再現可能。

中身は全く変わらないので他人に成り済ますには本体の絶え間ない努力が必要である。

戦闘力はほとんど無く、能力もぱっとしない、お世辞にもあまり使えない。

……他人に変装できる能力ならばラバーソール（イエローテンパランス）やネーナ（エンプレス）が本来のスタンド能力のオマケ的な感じで使えている……。

一応、（本人いわく）身長も体重も臭いまでも思いのままという点において、つまりは純粋な『変装能力』としては非常に優秀（実際、承太郎に変身してもイギーの嗅覚で正体がバレることはなかった）。

高木渉(3部格闘ゲーム版)