概要
特撮版
「人造人間キカイダー」の後番組として1973年放映開始。
キカイダージローも度々参戦、ダブルキカイダーとしてハカイダー四人衆や悪の組織シャドウと戦った。ビジンダーやワルダーなどゲストキャラ(準レギュラーか?)の存在感も光っていた。
ただし予算は低い。
コミック版
ピンチに陥ったジローの前に封印されていたゼロワンが目覚めるという展開である。
後に戦闘で右手を失い、ジローに改造されて右腕にマシンガンを内蔵される。
TVと違うのは良心回路がないこと、そのためジローよりも合理的ともいえる判断をくだし、それが粗暴に見えることもあった。
なお弟分として、ジローが勝手に作ったキカイダーOOがいる(設計自体はゼロワン以前のものと思われる)。正確に考えれば弟の作った息子だから、甥っ子にあたるのだが。
アニメ版
「キカイダー01THE ANIMATION」 として制作された。コミック版により近い内容である。
しかしシャドウやビジンダーの設定は特撮ともコミックとも違う、アニメ独自のものとなっている。
主人公は01のはずであるがコミック版のラストを踏襲してるため、その、まあ、なんだ…。
イチロー
本作の主人公であり、キカイダーの試作機として作られたロボット。作ったはいいものの、使い勝手が良すぎるが故に悪の手に渡らぬよう仏像(特撮版では仁王像)の中に封印されていた。太陽電池で動くという今でいうエコロボットでもある。そのため、夜は活動が制限されるという欠点があり、真夜中でも平気で戦っていたジローはそこが改善されたと見ていい。光明寺博士は音楽が好きだったため、イチローはトランペットを吹くのが、ジローはギターを弾くのが得意という機能が付属している。
変身後のゼロワンはキカイダーとは配色が逆(右が赤で左が青)で、頭の大きさも左右対称である。また、キカイダーに比べると体がゴツゴツしていて黒いラインも入っており、なおかつクリア部分が多いなど、より機械的な外見をしている。
特撮版の必殺技は一撃で郵便局をも吹っ飛ばす稲妻を纏った手刀「ブラストエンド」。
コミック版やアニメでは全身から放つ強力なレーザー「サンライズビーム」を使用していた。