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鋏角種の編集履歴

2013-11-09 03:09:13 バージョン

鋏角種

きょうかくしゅ

「モンスターハンター」シリーズのモンスターの分類の一つ。現在ネルスキュラのみ確認されている。

概要

モンスターハンターシリーズのモンスターの分類の一つであるが、現在のところ牙竜種同様該当モンスターが一種(ネルスキュラ)しか存在しない。

種としての特徴は、「鋏角という独立した間接を有した顎を持つ節足動物型のモンスター」だと思われる。

この種も、今後のシリーズで該当するモンスターが出るかもしれない。


鋏角(実際の生物学)

文字通り鋏状の、顎のような器官。

左右一対で鋏なのではなく、各顎だけで枝分かれしてはさみとして機能するものを左右一対で持つ。分かりやすくハサミ状になっているのはサソリ等で、「3節はさみ型」と呼ばれる。蜘蛛の鋏角は「折りたたみナイフ型」と呼ばれはさみ型をしておらず、モンハン世界のショウグンギザミの鎌足のような形状をしている。また、単純に「はさみ型」と呼ばれるタイプも存在する。ちなみに、サソリ等の「3節はさみ型」がもっとも原始的な形状であるとされている。

しばしば中空の構造を持ち毒腺を有する。

この器官をもつ生物群は、総称して「鋏角亜門」と呼ばれる。


鋏角種以外のモンスターとの関係

モンスターハンターシリーズで完全オンラインのシリーズであるMHFのオリジナルモンスターで、牙獣種ゴゴモアというモンスターがいるが、ゴゴモアの初期デザインを見ると元々蜘蛛型のモンスターであることが分かる。「パッケージモンスターが蜘蛛なのはプレイヤーの嫌悪感につながる可能性がある」として猿型モンスターに変更となったようだ。オンラインゲームである以上ユーザーには遊び続けてもらう必要があり、特に女性プレイヤー離れを引き起こす可能性は未然に防がなければならない、という事情もあったのかもしれない。こういった事情・経緯がなければ、フロンティアで一足先に鋏角種が誕生していたかもしれない。


同じくフロンティアオリジナルモンスターとして、サソリのような姿をしたアクラ・ジェビアアクラ・ヴァシムがいるが、両者は鋏角種でも甲虫種でもなく甲殻種に分類されている。

これは、「腕型の足+脚4本」という骨格構造が甲殻種特有のものだったためと思われる。

また、サソリ類の「腕」は、現実世界のクモ類が持つ足型の器官「触肢」が変化したものである。なので、アクラ系二種の骨格は「触肢+脚四本」と言い換えることができる。

その上で鋏角種であるネルスキュラの骨格を考えたとき、ネルスキュラの「鎌足」もまた「触肢」が変化・進化したものであると仮定すると、ネルスキュラの骨格もまた「触肢+脚四本」と表現できる。よって、少なくともネルスキュラとアクラ系とは近縁の種だといえる。

飛竜種から蛇竜種へと変更されたガブラスの例もあるので、アクラ系が鋏角種に分類される可能性もなくはない。


なお、海外版のオンライン作品であるモンスターハンターオンラインにも、「Baelidae(鬼狩蛛)」と呼ばれる蜘蛛型のモンスターが存在するが、こちらもやはり甲殻種のモンスターとして扱われている。

こちらも将来的に鋏角種に変更されるかもしれない。

というより、単純に甲虫種に収めることができなかったため甲殻種となっただけの可能性が高い。


鋏角種の可能性があるモンスターが軒並み甲殻種となっているので、ティガ骨格のモンスターがかつて飛竜種のなかで分派したように、鋏角種もまた甲殻種型分離した(あるいはその逆)かもしれない、と考察してみると、モンハン世界の進化系統を考える上でなかなかに興味深い。

関連項目

ゴゴモア MHF 牙竜種

アクラ・ヴァシム アクラ・ジェビア 甲殻種

クモ サソリ

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