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概要

主人公のドンキーコングがクレムリン軍団にさらわれ、相棒のディディーがディクシーと共に助けに行くアクションゲーム。タイトルに『ドンキーコング』と付いているにもかかわらず、そのドンキーは終始助けを待つという役割となった。

前作に比べるとタル大砲やロープを使ったアクションなど基本的なところは引き継がれているも、それ以外では変更点が多い。続編の『3』では『2』の要素の多くが引き継がれ、『64』でも反映された点が多いことから、この『2』が今後のシリーズのベースになったともいえる。

例を挙げると、ボーナスステージを制限時間内にクリアすること、DKコインの収集、アニマルフレンドへの変身などである。その一方で、前作にあった、タイヤや鋼鉄タルを使ったアクションや、高いところから降りて地面からアイテムを出す要素などは廃止された。

ドンキーコングシリーズの中でも特に人気の高いシリーズである。発売当時は税込10,290円という高額ソフトであったにもかかわらず、国内だけで200万本以上の売り上げを記録した。特に、デビッド・ワイズ作曲による環境音を多用したBGMは高い支持を得ている。

ストーリー

ある日、浜辺で散歩をしていたドンキーだが、いつになっても帰って来なかった。様子を見に行ったディディーが見たものは、壊れたビーチチェアと、そして見覚えのある足跡だった。

「クレムリンの足跡だ…」

かつて倒したはずの敵たちの足跡がなぜあるのか。明らかに争った形跡がある。嫌な予感を胸にチェアへ目をやると、1枚の手紙が置かれていた。

「臆病者のコングファミリーへ。

 わっはっは! ドンキーをつかまえた!

 返して欲しけりゃバナナをよこせ。

 キャプテンクルールより」

事態をクランキーに報告すると、さすがにコングのリーダーが捕まったことでかなりの凹みようだった。言われたとおりにバナナを渡してしまおうか、とも早くも諦めムード。ディディーは前回の冒険のこともあり、自分がドンキーを助けに行くと宣言するも、前回の冒険はドンキーがいたから出来たことであって調子に乗るな、と一喝されてしまう。

だが、そこに待ったをかける者がいた。ディディーのガールフレンドであるディクシー。「ディディーにチャンスを与えてあげて。私も彼と一緒に行くつもりよ」と宣言し、一同を驚かせた。こうしてクレムリン軍団の本拠地であるクレムリン島への冒険に出る。

登場キャラクター

  • ディディーコング
    • 今作の主人公。ガールフレンドのディクシーとともにドンキーを助けに向かう。動きがスピーディーで扱いやすい。ステージクリアすると、ラジカセをもちサングラスをかけてラッパーのようにリズムにのる。
  • ディクシーコング
    • 同じく主人公。ポニーテールが特徴。ディディーとはとても仲が良い。ポニーテールをつかった攻撃が得意で、ポニーテールを振り回して攻撃する「ポニーテールスピン」、また「ホバリング」で空中での滞空時間が長くなる技を得意とする。ステージをクリアすると、エレキギターを持ってリズムにのる。
  • キャプテンクルール
    • クレムリン軍団のボスであり、ドンキーをさらった張本人。海賊の格好をしており、手下も海賊の格好をさせている。ラッパ銃を使って弾をうったり、ディディーやディクシーの動きを不利にする煙を発射する攻撃をする。今回は2回戦うことになる。なお、本作では明かされていないが、前作のラスボス・キングクルールの兄である。
  • ドンキーコング
    • 今作ではひたすらディディーたちの助けを待つというかつての主人公(笑)。だが、最後にはタイトルの座に恥じない活躍を見せる。

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