概要
GBA版のみで登場。
「山頂の砦クロコブルグ」のボスとして登場。
名前からして「カエルたちの住むゾーンのボス」と思いきや、実態はオレンジ色の巨大なワニで、キャプテンクルールを除けば最強の存在(キャプテンクルールいわく「てごわいぞ」とのこと)。
その巨体は画面に収まらず、砦の頂上でケロゾーンの上半身しか映っていない状態のまま終始戦いが行われてしまうほど。
こんなにも巨大なケロゾーンを手下にしてしまうなんて、キャプテンクルールの実力の高さが窺えるものである。
攻略法
計4体の量産型クリーバーを武器として用いる、地面に叩きつけた際の衝撃でディディー達が動けなくなる威力で両手を振り下ろす、広範囲への火を吐いて攻撃するなど、従来のボス及びクレムリン軍団にはない戦術を展開する厄介な相手でもある……と書けばすごく強そうだが、振り下ろされた後の両手に触ってもダメージを受けないため、衝撃はジャンプで避けて、そのまま手の上に乗ってしまえば吐き出された火は全く当たらないという安全地帯となってしまっていることや完全にパターン化された行動しか行わないため、意外と難易度は低い。
そのため、単に体力が高いだけと評されることも多い。
ただし、HPが1の時は火の玉で足場を一瞬だけ火の海にしてくるので、タイミングを誤ると撃破と同時に火の海にダイブしてしまうので注意。特に一人しかいない状態でダイブすると相討ちとなりミスになってしまう。
余談
- 海外名は「Kerozene」。名前の由来は、灯油を意味する「Kerosene」から。
- ステージ名は「さいかい!ドンキーコング」となっており、SFC版2の時にはこのステージで再会したドンキーコングを最終エリアへとキャプテンクルールが連れて行ってしまうという演出があった。
- しかし、GBA版ではドンキーコングが登場せず、上述のようにキャプテンクルールとの会話の後にいきなりボス戦が始まってしまい、そしてそのまま捕まっているドンキーコングは登場しないまま終わってしまう。
- それにもかかわらずステージ名が変わっていないのはSFC版2の名残なのか、改名ミスなのかは不明(GB移植版である「ドンキーコングランド」においてはスペックの関係上SFC版の表現ができない一部ステージが改変した内容に合わせて改名されていたことがある)。
- なお、ケロゾーンを倒した後にはかつてはドンキーコングという名前であったクランキーコングが登場するため、一応(元)ドンキーコングとの再会はできているため、それをネタにする声も少なからずある(「さいかい!初代ドンキーコング」)。
- 「画面の奥に陣取る」「拳を地面に叩きつけて物を落とす」「頭が弱点」という特徴から、GB版『ドンキーコング』のラスボスである、大量のキノコによって巨大化した初代ドンキーコングとの類似性を指摘する声があるが、それを意識したかについては不明。
- 火を吐く技や量産型クリーパーを武器として用いることから、二面で登場したクリーバーも「彼が操っていたのではないか?」と言う説も存在する。
関連タグ
スーパードンキーコング2 クレムリン軍団 山頂の砦クロコブルグ
クロクタプス:リメイク版で追加されたボスキャラ繋がり。
クランジー:巨大なクレムリン繋がり。こちらは味方キャラ。