日本において「民主党」という名前の政党は複数存在する。ここでは「民主党」そのもの以外の「民主」と名のついた政党は割愛する(自由民主、民主自由、社会民主、等)
- 初代 昭和22年結成、昭和25年解散。民主自由党と合流した自由党(平成初期に複数存在した同名の政党とは別)となった、現在の自由民主党(昭和30年に自由党と日本民主党が合流して結成)の母体の一つとなった政党。
- 2代目 平成8年~平成10年に存在した新党さきがけ、社会民主党などが合流して結成された政党。平成10年に他政党と合流した現在の民主党となる。
- 3代目 平成10年4月、院内会派「民主友愛太陽国民連合」(民友連)に参加していた旧民主党・民政党・新党友愛・民主改革連合が合流して結成された政党。自民党に変わる政権政党をめざし、国家主導社会から市民主導社会へ官僚政治から政治主導への転換。行政の刷新。憲法の尊重など。その後小沢軍団率いる自由党と合同。キャッチコピーは小沢一郎が考案した「国民の生活が第一。」と菅直人が考案した「元気な日本を復活させる。」をキャッチコピーとする。そして2009年の総選挙で自民党に圧勝。戦前・戦後政治史上初めての選挙による圧倒的非保守的政党による政権交代が起こった。
増税路線
平成24年の野田佳彦総理から増税路線へ舵を切る。これまでのマニフェストでは民主党政権では税金は上げないと明記していたのだが、とうとう異に背いてしまった。これには民主党初代の総理鳩山由紀夫陣営や小沢一郎陣営などの反発が起こり、旧鳩山内閣側関係の議員は増税案に反対票を投じたようである。その後民主党執行部(野田陣営)からの制裁として鳩山は6カ月党員資格停止(3カ月に減刑)小沢一郎元幹事長と陣営の議員は民主党を離党7月11日に小沢一郎を代表として政党国民の生活が第一を結成、11月に日本未来の党となった。さらに日本維新の会にも離党者が移籍ラッシュとなった。
敗北、そして政権再交代
2012年12月16日行われた衆議院選挙で政権担当時の数々の失策と多数の離反者が出た事で
大敗北を喫し、現職閣僚が8人も落選するという前代未聞の事態に至った。ここに政権担当はわずか3年あまりで終了し自民党に再び政権を明け渡し、野田代表は辞任した。
ネット上の評判
ネット上では特に評判の悪い政党の一つ。何かにつけて行き当たりばったり、議員の烏合の衆っぷり等々が影響してか、右派と左派双方の悪いとこ取りを体現したかのような政党である。
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