概要
シリーズ6作目。
これまでのシリーズから一新された世界観が構築され、以降3系と呼ばれる作品群、そしてその続編であるNX系作品群の全5作(FF含めると全6作)に渡って続く新たな物語の第一章となった。
2系では宇宙へ進出していたが、今作では再び、大きな災厄の末に地上を逃れた人類が地下に築いた世界が舞台となる。
「大破壊」 「イレギュラー」といった個々の用語もそうだが、地下世界と言う舞台、AIによる人類の管理、実働部隊ACなど、1作目へのオマージュが多く、ある種のセルフリメイクに当たると言っても過言ではない。
自動攻撃ユニット 「イクシードオービット」や、4脚型脚部、インサイドパーツ、射突型ブレード用のブレードなどのパーツが初登場し、左腕にも銃が装備可能になったことで、さらにアセンブルの幅が広がった。また、「武装解除」のシステムが導入され、パーツのパージが重要な戦術となった。
さらに、一定のコストを払って同行させる「僚機」や、ミッションでの戦闘に対する「評価」とそれに左右される報酬などの要素も登場し、より傭兵としての活動を細かくシミュレーションできるようになった。
その他、4人対戦が可能になっている。
2009年7月30日には、様々な追加要素を加えた『アーマード・コア3 ポータブル』が発売された。
ストーリー
「大破壊」と呼ばれる地球規模の大災害が発生。
地上の文明は破壊されて死の大地と化し、人口の大多数を失いつつも僅かに生き残った人類は地上を捨て、地下都市「レイヤード」へ移り住んだ。
それから数百年後。
レイヤードは「管理者」と呼ばれる者によって管理されていた。
あらゆる出来事は「管理者」によって決定され、人々は管理されることを当然のものと受け入れていた。
「管理者」の庇護の下で、人々は約束された繁栄を謳歌し、やがて、力をもつ者「企業」が生まれた。
企業はより大きな力を求めて互いに争いを始めたが、その争いすらも管理者の掌の上の出来事に過ぎなかった。
そんな「管理者」によって管理されるこの地下世界において、何者からの束縛も受けない、唯一の例外が存在した。
人型兵器アーマード・コアを駆る傭兵「レイヴン」である。
登場人物
※イラストが投稿されている物のみ掲載
登場機体
※イラストが投稿されている物のみ掲載