『アーマード・コア3』に登場する地下世界レイヤードの制御コンピューター。
作中では主に「管理者」と呼ばれることが多い。
「大破壊」で滅びた地上世界から人類を保護し、企業、MT、そしてACを作り出した神ともいえる存在。長きに渡ってレイヤードを統治してきたが、主人公がレイヴン試験に合格した頃から不可解な行動が目立ち始め、管理者は狂い始めたのではないかという噂が立ち始める。
やがて管理者は狂うどころか明確な殺意を剥きだして人類と敵対。「実働部隊」と呼ばれる無人兵器や無人ACを出撃させてレイヤード各所への攻撃を開始する。更にD-C101-DやD-C001-Gなど規格外の戦闘力を持つ巨大兵器までも出撃させたが、対管理者組織「ユニオン」や彼らに雇われた主人公に迎撃され、最終的に本体と言える大型コンピューターを破壊された。
その目的は人類の殲滅ではなく「再生を終えた地上へ人類を解き放って良いか否かを見定める最終試験」だったらしく、本体が破壊されると同時に、地上へのゲートが全て解放された。
初代作品のオマージュと思しき設定が多いアーマード・コア3であるが、管理者の目的は初代のレイヴンズ・ネストとは正反対のものであった。
なお、管理者実働部隊の兵器には「D-C(三桁数字)-(規則不明)」という命名規則があるほか、無人ACは全て頭部にMHD-MM/003、コアにMCM-MX/002を採用している。
続編『アーマード・コア3 サイレントライン』には同様の使命を持ち、やはり鳥の名前を冠した存在「IBIS(朱鷺)」が登場する。
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