データ
解説
第5世代で登場したこおりタイプの技。第6世代現在物理氷技最高威力(ブラックキュレムしか覚えないフリーズボルトを除く)である。
習得できるポケモンはパルシェン・ツンベアー・ウリムー系統・ニューラ系統。
物理技だけあってか物理偏重型に習得者が多い。
が、パルシェンはスキルリンク「つららばり」、ウリムー系統は技スペースが足りない、ツンベアーは鈍足…と、使用者が軒並み他の技を入れたほうが強い、と言う状態で、第5世代での使用率はかなり低かった。
しかし、第6世代で、遂に一番有効活用できるポケモンの手にこの技が渡った。
マニューラである。
マニューラはご存知物理速攻アタッカーとしての運用が主であるのだが、習得技が接触技ばかりで、直接攻撃に反応する特性に非常に弱いという欠点を抱えてきた。
こおりのつぶてがあるものの威力40。弱点をつけないとまるで厳しい性能であった。
そこにやってきた非接触物理技、しかもタイプ一致の「つららおとし」は、まさにマニューラの
戦術を拡げたと言える。
マニューラの素早さならひるみも十分に狙えるだろう。
惜しむらくは「けたぐり」と両立できない事か。
余談だが、この技の英語表記はIcicle Crash(これでアイシクルクラッシュと読む)。
Icicleはつららを意味する名詞、Crashは「ぶつける」「砕ける」を意味する動詞である。
落ちることからfall(フォール)を連想してIcicle Fallと勘違いしている人もいるかと思う。
あくまでも「落とす」のであって「落ちる、落下する」のではない。
一応「落とす」の意味もあるのだが基本的には上の説明の通り。