概要
智頭急行が1994(平成6)年に特急「スーパーはくと」用に製造・配属した特急形気動車。配属区間は山岳路線で、そこを最高130km/h(設計最高速度は160km/h)で運行するため、制御付き自然振り子機能を有している。先頭車はメイン画像のように非貫通型のものと、貫通路付の2種類ある。
pixiv内投稿イラストの傾向は、他の鉄道関連イラスト同様に当該車両を描いたものと擬人化イラストに大分される。
車両について
定格出力355PSのディーゼルエンジンを1両あたり2基搭載しており、国内の気動車では主流となっている液体式変速機(変速1段 直結2段)を採用している。台車は振り子装置がついている事を除けばごく一般的なボルスタレス台車を採用している。
運転台には車内のモニターに前面展望を映すためのカメラが設置されており、主幹制御器は横軸ツインレバー式を採用している。
普段は5両編成で運行しているが、繁忙期は1両増結して6両編成で運行する。6両編成時の号車番号は割り振り方が少々変わっており、「1」「2」「増2」「3」「4」「5」という風になる。
トイレは男子小用+和式の車両とバリアフリー対応洋式の車両とがある。編成内のグリーン席は半室グリーン車となっており、先頭車は普通車のみとなっている。