概要
見た目は狼に似ており、ぶちのある種類(ブチハイエナ)や縞のある種類(シマハイエナ、カッショクハイエナ)がある。
有史前は大変繁栄した肉食動物で、種も多数存在していたが、氷河期を境に殆どの種が滅んでしまった。理由は不明。
夜行性で、腐った肉に群がる習性があるが、アードウルフのような例外(シロアリを主食)もある。シマハイエナはカニや魚なども食べる。
死肉あさりというイメージが強いが、ブチハイエナは骨をも砕く顎としつこさ、群れの力を活かして獲物を狩る優れたハンターでもある。
ライオンとは獲物を横取りし横取りされる間柄。
またアフリカでは、寝ている人間がハイエナに襲われる事例がかなり多い。
逆に南アフリカのような治安の悪い地域では、番犬代わりに飼育されることもある。
ライオンキングのシェンジがそうであるように、雌がリーダーとなる女系家族であり、雌の方が体も大きい。
ブチハイエナは雌のクリトリスが雄のペニスと同じくらいか、それ以上に大きく、偽陰嚢と呼ばれる脂肪の塊が股間についているために非常に雌雄が見分けづらい(その為、中世ヨーロッパではブチハイエナは両性具有の動物だと思われていた)。
また、そういう形の生殖器であるためか産道が狭く、非常に難産な動物である。
主な種類
- ブチハイエナ
- カッショクハイエナ
- シマハイエナ
- アードウルフ