ゲーム中での位置付け
アルマ・モンスターとは、ゲーム中に登場するモンスターのうち、人間の心と姿を得た固体を指す。
所謂擬人化キャラである。
2012年、イベント「アルマたちと絆の樹」の主役を飾るキャラクター達として登場し、翌年2013年イベント「イリスと記憶の書架」でもロアを助ける役として新アルマ・モンスターが登場する。
登場するアルマ・モンスターは、皆2012年末頃にアルマ・モンスターに目覚めたという特徴がある。
人の心を得てまだ間が無いため、多少の個人差はあれど精神年齢が幼く、人間社会の常識に疎い面がある。
故に勉強と保護を兼ねて、イベント中のNPCアルマ・モンスターは、教師を目指しているアミスの下に生徒として集っている。
タイタニア世界では、「遥か遠い昔、世界の主達が人の前に現れ、人とこころを通わせるために人と同じ魂の姿を取った」という伝承が存在するらしい。
その中でアルマとは「魂」を意味する言葉とされ、その伝承から転じ、アルマ・モンスターという名称となった。
また、同イベント以前にも、タイタニアドラゴン、エミルドラゴン、ドミニオンドラゴンといった神獣的扱いのNPCが、アルマ・モンスターとして登場する事例があり、このドラゴンアルマが主達だと推測されている。
また、かなりの拡大解釈となるが、プレイヤーが操作するDEMと一部NPCのDEMも考えようによってはアルマの一種という解釈もできる。
ちなみに2013年5月23日時点で登場しているアルマはプレイヤーDEM等を除外して考えるとドラゴン・アルマ達を除いて全て♀。♂のモンスターはアルマになれないのだろうか。
ゲームでの展開
上記した通り、2012年イベント「アルマたちと絆の樹」の主役として登場し、2013年イベント「イリスと記憶の書架」の受付嬢補佐として、基本的に各月1人のペースで追加されていく。
「アルマたちと絆の樹」では守護魔がハートメイトとなり、同じくハートメイトとなったネコマタも加わり、アルマを導く形でイベントが進行していく。
(尚、ネコマタは別の世界から飛ばされてきた事がほのめかされており、それに併せて各々が偽名で通している。)
「イリスと記憶の書架」では、前年のトリを勤めたデス・アルマがクエストカウンターを勤め、またその補佐として新アルマ・モンスターも登場し、依頼の中で出会っていくロアを助けていく。
また、PET装備のアルマ・モンスターは勿論、ネコマタ、守護魔(ハートメイト含む)を装備して臨む事で会話が追加されたり、イベントを手伝ってくれたりもする。
何故か全体的にノーザン方面出身のアルマが多い。
PET装備として
昨年の守護魔と同様、一部を除く期間限定のECOくじ(1回リアルマネー500円)の1等商品として入手可能である。
かわいらしい見た目から高い需要を誇っており、非常に高額で取引されている。
ネコマタや守護魔同様、様々な場面で話しかけてくれる他、スキルによる援護を始めとした戦闘でも活用される。
アルマ・モンスターの種類
アルマ・モンスターにも複数の種類が存在する。
以下に登場順に記載する。
愛称の主な命名者は守護魔・ウヅキだが、愛称考案は後に学校中に伝播した。
詳細は各自情報を収集するか、アルマ・モンスターを所持するプレイヤーに聞くといいだろう。
記事の詳細は各項目を参照の事。
2012年(アルマたちと絆の樹)登場アルマ・モンスター
ダークフェザー・アルマ | バウ・アルマ | シャボタン・アルマ |
---|---|---|
ローキー・アルマ | バルル・アルマ | シーホース・アルマ |
| ||
ペペン・アルマ | サラマンダー・アルマ | ミニー・ドゥ・アルマ |
白い使い魔・アルマ | オートメディック・アルマ | デス・アルマ |
プルル・アルマ(ぷるぷる) | ||
2013年(イリスと記憶の書架)登場アルマ・モンスター
エンジェルフェザー・アルマ | モーモー・アルマ | ネクロアーマー・アルマ |
---|---|---|
アンブレラ・アルマ | ココッコー・アルマ | タランチュラ・アルマ |
ベア・アルマ | フライフィッシュ・アルマ | テンタクル・アルマ |
マミー・アルマ | ドラッキー・アルマ | ブーフ・アルマ |
その他のアルマ・モンスター
タイニー・アルマ
タイニーアイランドの住人であるタイニーが人になった姿。
サービス7周年記念アニバーサリーソングCD『生命の樹』の付録として登場。
ダンプティー・アルマ
氷結の坑道に生息するモンスター、ダンプティーが人になった姿。
「ECOオフィシャルデザインワークス」(エンターブレイン刊 2013年2月発売)の付録として登場。
世界の守護者のアルマ
彼等にとってのアルマは形態の1つであり、前述のアルマ・モンスター達とは定義が異なる。
エミルドラゴン・アルマ
エミル界の守護者の人型形態。
あるイベントでこの形態と戦える。そのイケメンぶりから、プレイヤー間では「イケドラ」の愛称で呼ばれる。
タイタニアドラゴン・アルマ
タイタニア界の守護者の人型形態。
他のドラゴン・アルマよりも幼い姿をしているが、これはある戦いに敗れ力を失ったためらしい。
ドミニオンドラゴン・アルマ
ドミニオン界の守護者の人型形態。
守護者の中では唯一の女性。DEMで開始した時はチュートリアルでその姿を見る事ができる。
アルマ・モンスターの協力者
アミス先生
教師を志し、現在はアクロポリスに設置した自身の飛空庭で学校を開いている女性。
礼儀正しく優しく生徒に接し、生徒達からの信頼も厚い。
アルマ・モンスターへの理解も深く、心身とも幼く生活基盤のないアルマ達を保護する意味も兼ねて、アルマ達を自身の営む学校へ受け入れている。
あまりに根を詰め過ぎて過去の病が再発してしまい一時寝込んだ。
現在21歳で、婚期を気にしている節がある。
幼い頃は授業そっちのけで外で遊びまわるわんぱく娘で(成績も一部除いてイマイチ。真面目に勉強するようになったのはぷるぷると一緒に勉強するようになってから)冒険者を目指していたが、病気を境に激しい運動が出来なくなり人生が一変。
以後はアミスがお世話になっていた先生の影響から、教師を目指すようになった。
いくつになってもお化けは怖いらしい。
2013年にはイベントでそれまで使っていた噴水前が別のイベントで使われているので黒の聖堂の入り口近くに移動している。
絆の樹
アミスの飛空庭で育てられている樹。
空を漂っていた種としてアルマ達に拾われ、同飛空庭に植えられる事になった。
アルマ達によって個人差はあるが、アルマ・モンスターを惹き付ける力があり、アルマ達の心の成長に応じて成長していく。
この樹に関する情報は殆どなく、ハヅキからは「存在しないはずのもの」とまで言われる等、不可解な点が多い。
直接言葉を発する事はないが自我はあるようで、植物系モンスターのアルマや、草木の守護魔でもあるサツキを仲介して言葉や意思を汲み取る事は可能。
イベント「アルマたちと絆の樹」において、アルマと並ぶイベントの根幹を成す存在である。
最後に判明したことは、この樹は時空間を超えてさまざまな世界に存在し、花を咲かせるときに
ほかの世界(並行世界等)につながる門が開くらしい。
卒業式の際に花を咲かせ(ある条件により開花度が変化する)、
その分け樹がプレイヤーに家具アイテムとしてプレゼントされた。