MMORPG「エミルクロニクルオンライン」に登場する人物で、
ECOくじで入手可能なペットキャラクターである。
同ゲームに居る「オートメディック」というモンスターの、所謂擬人化キャラである。
元々のオートメディックは、幾何学模様の形をしたモノリスのような機械モンスターであり、それが何をどうやったらこんな可愛らしい少女になるのかは甚だ疑問である。
アルマ・モンスターは外見が幼い少女が多い中で、彼女は非常に大人びた姿をしている。
点滴袋をぶら下げた改造ホログラフを連れており、食事摂取を忘れがちになる栄養を補っている。友達と称して強引に連れて来た先例といい、アルマの常識って…
クールで落ち着いた女性の雰囲気を持つが、種族故に経験した過去もあって自分の心に戸惑い、持て余している部分も多い。
データや記録に基づいた判断に偏る部分や、食物摂取を忘れがちになる(エネルギー補給とは違うらしい?)等、機械種族らしい癖が今でも多々ある。
元が後方支援特化型であった為、修理や治療に関する知識も豊富であり、アミス先生がかつて患った風土病を特定し、特効薬を調合するほどである。
また、動物アレルギーの症状があり、バウ・アルマ、ローキー・アルマ、バルル・アルマ等が近づくと、くしゃみが酷くなり、時には呼吸困難に陥る。
本ゲーム中において、機械種族側には「心は自分達の存在を脅かす危険な部品」という認識がある。
近年、人型機種の中には(その因果は不明だが)心が芽生える固体が度々発生しており、上記認識からイレギュラーとして識別され、良くても調査対象とされ、破壊対象と認定される例も多い。
その為心を得た固体の奔出が度々起こり、その件数はプレイヤーの種族の一つにもなっている程。
オートメディック・アルマもその例に順ずるが、通常のDEMと違い、非人型の機種から心が発現した初の例であった。
機械種族は彼女の心を探るべく、同型機と比較しながら幾度も実験や分解を繰り返す。
その事に対する恐怖と、同型機達が比較の為に“殺され”ていく事に心を痛め、奔出するに至った。
その為彼女が登場したイベントでは、DEM種族でイベントを進行すると、心を持った先例として憎しみを向けられる描写が存在する。
アミスの学校に馴染むようになってからは、シーホース・アルマ、サラマンダー・アルマと家族ごっこをしている。
また、その豊富な医療知識と体質から、診る側、診られる側、二重の意味で保健室の主になっているようである。