関連語
ロシア語を語源とするインテリゲンチャでは無く、英語のインテリジェンス(英:Intelligence・知性や知力と訳される)の略語でもインテリと表現される場合がある。
日本国内における動向
日本では大正期以降中流階級(サラリーマン、教員、中小地主、商店主、法律家など)が拡大し、インテリ的教養がエリート以外にも拡大していった。昭和末期には大学や大学院で多くの人が学問を修めるようになり、インテリと非インテリの知的格差は薄れている。
しかし、昭和40〜50年代頃から、学問が単なる就職や出世のための踏み台として利用される傾向が強まり、知的階層が身に付けるべき批判的精神や品性も劣化し、体制順応型のインテリが増えていった。またこれと軌を一にして、インテリを自己利益を図る存在として軽蔑する反知性主義(ネット右翼に代表される)が跋扈するに至っている。