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アンク(ロスト)

あんくろすと

アンク(ロスト)とは、特撮ヒーロー番組『仮面ライダーOOO』に登場する怪人グリードの1人。右手のみのアンクとは区別されている。
目次 [非表示]

「僕は、どこ……?」


設定

身長214cm
体重117kg
肩書き鳥の王
イメージカラー
構成コアメダルタカ・クジャク・コンドル
属性
名前の由来アンク(ヒンディー語で「目」)
演者飛田光里(人間態/子役)入野自由(怪人態/声優)

概要

第25・26話で左腕のみ現れて第29話で本格的に登場した鳥系グリード。第25・26話でオウムヤミーを作り出したグリードの正体でもある。


一人称は「僕」で、幼さを感じさせる声で話す。


800年前、アンクは暴走した先代オーズからコアメダルを取り返し損ね、本来の意識と性格を宿した右腕が切断された。右腕はそのまま他のグリード共々封印され、残った抜け殻はメダルとならずに包帯で覆われミイラ化、休眠状態に入る。

そしてグリード復活後、第18・19話の間でヨーロッパ旅行に行っていた鴻上光生により、体内のコンドル・コアメダルを1枚抜かれたことがきっかけで現在の人格が覚醒。イレギュラーな形での誕生に至った。


人格

アンク(右腕)とは別個の人格・記憶を有しており、誕生したばかりのため800年前の記憶も存在しない。その姿はまるで生まれたばかりの子供のよう。

但し自分のコアメダルに関しては貪欲で、探索するためヤミー生成はできる。

アンク(右腕)と違い、当初は狡猾で嘘つきといった要素が感じられなかった。

アンク(右腕)が「猛々しい猛禽類」なら、こちらは「親鳥を探す雛鳥」のイメージであろう。


しかし第37・38話にて

  • 好意をもって接しようとしたガメル「邪魔だよ!」と叩き飛ばす。
  • 他三名及び真木が前線に出ているのに自分だけ前線に出ない。
  • そのくせ、場を無駄に仕切ろうとする。

これはカザリ曰く「成長」らしく、アンクのセルメダル、ウヴァが所持していたコンドルコアメダルを取り込んだため、「狡猾」、「暴力的」といった両者の性格も取り込んでしまったためと思われる。ある意味アンクが人間だったら、こういう感じの子ども時代だったと想像できそうである。


「アンク(右腕)との融合」を目標としており、第40話でアンク(右腕)との融合を果たした後は、自我自体もしっかりしたがアンク(腕)の意思とアンク(右腕)がタカ・コア一枚を託した関係で、完全融合には至っておらず右腕を抑え気味にしていた。


怪人態

復活時は右腕と頭部の右側が不完全。ただしセルメン部分は紫色。

外見的特長はアンク(右腕)と同じ特長の左腕、のような頭部、孔雀のような派手な胴体、コンドルの爪の脚部、左肩(融合後は両肩)から出現する巨大な翼など。

アンク(右腕)と異なり、登場時に赤い羽根が周囲に舞い落ちるのが特徴。


片翼だが天空を高速で飛翔し、左手からの火炎や羽手裏剣で攻撃する。

第34話ではタジャドルコンボプロミネンスドロップらしき技も披露した。しかしプトティラコンボには効かなかった。


強力な鳥系メダルのグリードであるがゆえに実力も高く、右腕を取り込んだほぼ完全に近い状態では1人でプトティラコンボと互角以上に戦える戦闘能力を誇っていた。

そのため、事実上劇中では最強の存在であったかに思われたが、最大限に性能を引き出したプトティラには一歩及ばずコアメダルを破壊され倒される結果となった。


人間態

普段は、自らが市街で偶然見かけた赤いチェックの服の男児に化ける。

カザリの変身を見て習得。

この状態でも、かなり遠くの人間にセルメダルを投げ入れる事ができる(第33話)。

翼による飛翔能力も使用でき、撤退用の竜巻を起こせる(第38話)。


本当のボクは


ヤミー生成法

カザリやウヴァと同様、人間にセルメダルを投入して白ヤミーを作るが、このヤミーは宿主の欲望を満たすために必要な事を宿主自身が行い、1人分行っただけで成体になる。

人語を話す個体と奇声のみを発する個体が存在するが、どちらも何もできない状態であったアンク(ロスト)を補佐する、または狡猾でずる賢いアンク本来の性格を有効活用するためか知性は高い。なお、このヤミーはアンク(右腕)には従わず、逆にコアメダルを奪おうとした。


特徴

オウムヤミー

鳥だけあって飛行能力と親(アンクロスト)の能力を引き継いで攻撃を得意としており、また拘束系の技を所有している形態もいる。

恐竜系ヤミーほどではないが高い実力を持ち、相性の都合上タジャドルコンボに有利である。その反面、火属性の為、には苦手で、水攻撃を持つ上にウナギウィップの束縛で飛行能力を封じられるシャウタコンボ、高い攻撃力と固い装甲を持ち飛行能力を封じる重力操作を使えるサゴーゾコンボ、そして重量系や水棲系の亜種形態相手には不利であり、水棲系ヤミーほどではないものの苦手な相手が多い。


登場後の主な行動(ネタバレ注意)

  • 29話

オウムヤミー撃破後、カザリと戦うオーズの前に登場。タジャドルコンボと戦った後、アンクからセルメダルを大量に吸い取るが、コアメダルの奪還は叶わなかった。

しゅうまつの魔法


  • 30話

その後、カザリが接触する。彼に言われるがまま人間態を習得。更に真木清人が一味に加わり、行動を共にする。


  • 33・34話

自らが作ったフクロウヤミーと共にオーズと戦うが、プトティラコンボには敵わず、カザリと共に逃走。


  • 35話

カザリと共にウヴァと戦い、コンドルコアメダルを奪取。所持コアメダルが6枚になる。


  • 38話

次第に攻撃的な一面が見られるようになり、自身と一緒に遊ぼうとしたガメルを翼で弾き飛ばした。その後、バース・デイに追い込まれたグリード3人と真木を連れて撤退。


  • 40話

軍鶏ヤミー撃破後に気が緩んだアンク(右腕)を吸収、右手と右翼が復活する。但しアンクの意思の宿っていないタカコアメダル1枚が泉比奈に託されていたため、集まったコアメダルは8枚であり、頭部は復活せず。


  • 42話

アンキロサウルスヤミーを囮にオーズを誘き出し、最後の1枚を求めて激戦を繰り広げる。しかし追い詰められて暴走したプトティラコンボとの空中戦で両翼を斬り落とされ、メダガブリューの斬撃により、地面墜落した所で自身の意志が宿っているタカコアメダルを含めたコアメダル3枚を破壊される。


「まさか…僕のコアが……!僕の!!」


その後バラバラのメダルになりアンク(ロスト)としての人格が消滅、本来のアンク(右腕)の意思となった。

体を構成するオーメダルは全てアンクに吸収され、アンクは泉信吾憑依時ソックリな姿になっている。

ばいばい


カウント・ザ・メダルズ

話数自分
第29〜34話
  • タカ
  • クジャク×2
  • コンドル×2
第35〜39話
  • タカ
  • クジャク×2
  • コンドル×3
第40〜42話
  • タカ×2
  • クジャク×3
  • コンドル×3

派生作品での登場

KAMENRIDER_memory_of_heroez

CV:田邊幸輔


映司が恐竜グリードから入手したセルメダルの山に割れたタカメダルを入れた事で復活した姿。

復活方法が復活方法な為か、頭がアンクロストでボディとレッグは完全体という歪な容姿をしている。

オーズに敗れて再びメダルの山に還り、そこに復活していたアンクの腕がドッキングする事で完全体になった。

燃える羽を放つ他、本編では見せなかった燃え盛る竜巻を放つ技を披露している。


備考

初登場時は公式サイトで「真アンク」と呼ばれていたが、次の週には今の名前になっていた(キャスト上はアンクと記述されていた)。

怪人態の声は声優の入野自由氏があてているが、人間態とその声は子役の飛田光里君が演じている。ちなみに入野氏は特撮が好きで、声の出演をした際も、すでに入野が番組を見ていたため、スタッフは作品の設定に関して説明をする必要が一切なかったという。


また、2011年の夏に公開された劇場版『将軍と21のコアメダル』はパラレルワールドとして設定されており、真木ファミリーの中では唯一出番がなかった。


関連イラスト

アンクちゃん


関連タグ

仮面ライダーOOO

仮面ライダーオーズ タジャドルコンボ

グリード(仮面ライダーOOO) アンク カザリ 真木清人 ガメル メズール 終末家族

オーメダル

ヤミー オウムヤミー フクロウヤミー 軍鶏ヤミー

入野自由 真アンク


ジャンナイン:他作品の特撮作品における中の人繋がりで、こちらの場合は最初は敵対していたが、途中から主人公の味方になっている。


茨木華扇…逆ロスト。

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