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ハーデス

はーです

ハーデスとは、ギリシア神話の死者を司どる神 冥府の帝王 獄卒の長 性格は暗く、冷淡 冥府の運営に関することは大神ゼウスでも口を出すことはできない。
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曖昧さ回避

  1. ギリシャ神話の神、冥府の支配者にしてゼウスの兄弟であるハーデス:本記事で説明する
  2. 聖闘士星矢』の登場人物:冥王ハーデス を参照


権能と呼び名

冥府(あの世)の神。同名のハーデスあるいはエレボスの名で呼ばれる冥府の支配者である。
彼の治める冥府が地下にあると考えられていたため地下の神となり、作物は地中から芽を出すということから、転じて豊穣神ともされるようになった。
こうした権能から、一般的に冥王とは彼のことを指す。また死神タナトスと同一視されることもある。
ハデスという表記も良く使われている。ローマ神話ではプルートと呼ばれる。
一応オリュンポス十二神の一人、もしくはそれとほぼ同格の神とされるが、とにかく逸話が少ない神である。日本神話のツクヨミに少し近いポジション。

出自

クロノスの子供である三兄弟の一人。しかし、出生順では長男だが、公式には三男というややこしい立場になっている(これはクロノスに吐き出された順で、ゼウスポセイドンの弟2人に先を越されてしまったため)。
クロノスとの世代交代の決戦では、姿が透明になる兜を用いて敵軍を撹乱し、ゼウスの勝利に大きく貢献した。

性格

元々は無垢で純真な性格だったと言われているが、クロノス戦後の支配領域分割で冥界の統治という貧乏くじを引き、冥王という亡者に疎まれる役職によるストレスが追い打ちしてか、随分と性格がひんまがってしまった。でも、ゼウスに比べれば常識的。ゼウスの奔放さがひどすぎるという話もあるが。またこうした背景からか、ゼウスとはあまり仲が良くないとも言われる。
ただし、女性関係については妃のペルセポネ以外には目もくれない等非常に篤実で、数多くの浮名を流しているゼウスやポセイドンとは正反対の立場にある。
……まあ、ペルセポネを迎え入れるために詐欺的な行為をやらかしたりもしてるんだが(最も神話上では、この略奪婚染みた行為すらゼウスの仕業と説かれており、ペルセポネの母デメーテールも「ハーデスのような人格者がそんな非道な真似をするとは信じがたい」旨の発言をしている)。

キリスト教の影響から邪悪なイメージが強いが、ギリシア神話では冥府≠地獄であるため、必ずしも悪役ではない。

逸話

上述の通り紆余曲折の末性格がねじ曲がってしまったハーデスだが、純真さと優しさを完全に失った訳ではなく、例えばヘラクレスケルベロスを捕らえに来た際には「素手で打ち負かしたなら連れて行って良い」と寛大な発言をしたり、オルフェウスが妻エウリュディケの霊を迎えに冥界に来た折は彼の奏でる琴の音色に涙を流し、冥界の掟を曲げてまでエウリュディケを連れ帰る事を許可したりもした。
一方で、死者をも蘇らせる能力を持った医術師アスクレピオス(太陽神アポロンの息子)に対しては「死者を蘇らせる行為は冥界の秩序を乱す事」としてゼウスに厳重に抗議するなど、冥界の支配者としての職務に忠実であらんとする厳格さも持ち合わせる(この抗議の結果、アスクレピオスはゼウスの雷に打たれて死に、その霊はへびつかい座として空に昇った)。

趣味は亡者の人数を数えること(公式)。

ハーデスがモチーフとなったキャラクター

創作でもよくモチーフに用いられ、鉄腕アトムプルートはハーデスの別名からきている。
また海外のファンタジー作品では、魔王やら邪神としてやたら黒幕扱いされることが多く、どうも邪険に扱われがちである。

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