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陸上自衛隊

りくじょうじえいたい

防衛省に属する陸上を管轄する防衛組織。諸外国における陸軍相当の集団。
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概要

防衛省の実働部門(自衛隊)の一つで、他国の陸軍に相当する組織のこと。
キャッチコピーは「守りたい人がいる」某県警が知らずにこれを使おうとしたが、先に陸上自衛隊が使っていたため断念した。

主に災害派遣等で活躍する組織。装備品には戦車装甲車ヘリコプター飛行機重機小銃迫撃砲トラックリヤカーなどがある。

発足当初から米軍の補完組織としての側面が強かった海上自衛隊航空自衛隊に比べ、海外行動がほとんどない陸上自衛隊はアメリカ軍からの独立性が比較的強かったが、近年における海外派遣の増加と日本政府の日米同盟強化の意向に伴い、陸上自衛隊の海外派遣を担当する中央即応集団の司令部は在日アメリカ陸軍の司令部があるキャンプ座間内に移転し、陸上自衛隊も事実上アメリカ陸軍と一体化した組織となりつつある。


気質・文化

ここの気質は「用意周到 動脈硬化」。戦後根強かった陸軍悪玉説の影響により、陸上自衛隊は組織的には旧内務省(警察などを所管していた省庁)の流れをくんでおり、旧軍の伝統とは基本的に断絶している。

ただし、表向きは旧軍の伝統を受け継いでいないとされるが、実際は士官学校卒の旧軍軍人達(幼年学校卒は弾かれた)の再就職先でもあったため、アメリカ軍の指導も受けつつも少しづつ伝統を受け継いで、旧内務省的な要素を基調としつつも、旧陸軍的な要素とアメリカ陸軍的な要素が混ざった組織となっていったのであった。現在では実際に戦中、旧陸軍の蛮行を目にした世代からの世代交代で、かつて程タブー視されていないため、旧陸軍の伝統を受け継いだ側面もアピールできるようになったという。

組織的には、「官庁の中の官庁」と呼ばれた旧内務省の流れをくんでいるだけあって、陸自は三自衛隊で最も官僚的でお堅い組織でもあると言われている。しかし、空自に負けず劣らず愉快な人たちも相当数いるらしく、部隊によっては流行したアニメ台詞を訓練の際の掛け声に使ったりするなどのお茶目な話もあり、某艦隊育成ブラウザゲームに興じている隊員も少なくないとか…(そもそも某地本がご乱心の時点でお察し)

また、2012年10月に開催された木更津基地航空祭において隊員の自費で木更津茜なるアニメ調イラストオリジナルキャラクターラッピングしたAH-1Sが展示されるに留まらず、同基地所属の女性隊員が実際にそのキャラのコスプレを行い、来場者に機体の解説を行った。(その後、そのヘリは他の駐屯地の駐屯地祭に呼ばれたが、基地司令ストップが掛かったとか)
ちなみにその前年には茜の妹である「木更津 葵」なるキャラクターのラッピングコブラが登場している。
そして2013年度の基地航空祭では、更に2人の姉妹が登場した。三女の若菜、四女の柚子である。(詳細は木更津茜の記事を参照)
AH-1Sには若菜、OH-1“ニンジャ”には柚子のラッピングが施され、更に前年度同様、若菜のコスプレコンパニオン(尚、演じているのは前年度に茜のコスプレをした人《現役自衛官らしい》)まで登場する始末。
しかしさすがに自費とはいえやり過ぎたのか、惜しまれつつも2013年度をもって痛ヘリ企画は中止とのこと。

部隊編成

平成21年度の現員は14万536人
5つの方面隊と中央即応集団、その他防衛大臣直轄部隊で編成されている
北部方面隊
ロシアと対峙する最前線であり、90式戦車や99式自走榴弾砲などの高性能装備が配備されているほか、陸自最大の駐屯地もここに所在している。冬季には雪まつりで毎年本命の大雪像を食わんばかりのクオリティの雪像をボランティアで製作している。
東北方面隊
東北6県の護り。
雪中行軍や雪かきなど、寒冷地ならではの特色がある。東日本大震災にも出動した。
東部方面隊
関東甲信越静岡の1都10県を護る政経中枢防衛の部隊。
相馬原の第12ヘリコプター隊を中心とした空中機動旅団が特徴。
中部方面隊
北陸東海近畿四国の2府19県と、国土の3分の1の防衛を担当するが、一部の重装備が回ってこない。(90式戦車等)
西部方面隊
九州全域と南西諸島の8県を護る最前線の部隊。
中国朝鮮半島に近いこの地域がこれからの最前線となる。
西部方面隊普通科連隊(通称WAIR)と呼ばれる島嶼戦闘部隊が編成された。

自衛隊種目

自衛隊生徒

中学校を卒業し高等工科学校に入学するルート。最も若く男子のみ。

防衛大学校

高校を卒業して防衛大学校に入学するルート。とても難しい。女子も少数いる。

自衛隊中央病院高等看護学院

看護師を目指すルート。女子も一定数いる。防衛医科大学校に組み込まれる形で廃止が決定している。

防衛医科大学校

医官を目指すルート。自衛隊病院などで勤務することになる。

自衛官候補生

最も簡単、人数も多いが任期制であるため再就職を考えるか曹昇格試験を受けるか。

一般曹候補生

自衛官候補生と違い、最初から二等陸士である。しかし曹昇格試験に受からなければ退職金も少ない。
一応、永続勤務らしいが……

一般幹部候補生

有名大学卒業者から社会人まで受験するが、競争率は高い。
しかしえげつない為、脱落者も多い。防衛大学校卒業組はあまり減らないようである。


職種

職種とは諸外国軍における兵科である。入隊して三カ月の前期教育を終えるといずれかの部隊に配置されて後期教育を受ける。希望が通るとは限らない。

  • 戦闘職種
普通科:歩兵に相当する職種で、小銃に始まり迫撃砲から装甲戦闘車まで運用する。
機甲科戦車や偵察車両を運用する職種である。偵察隊がある。
野戦特科砲兵榴弾砲SSMMLRSを運用する部隊。
高射特科:対空誘導弾を運用する部隊、アメリカに行く方面高射と静内に行く師団高射がある。
化学科:NBC兵器などの特殊武器や原子力災害に備える部隊。
航空科:対戦車ヘリコプター汎用ヘリコプター、連絡機LR-2を運用する職種

  • 後方支援職種、
施設科工兵に相当する職種で、陣地構築から架橋、障害除去などが主な任務。
通信科:モールス通信や有線、無線電話、基地通信装備などを運用する部隊
衛生科:医官や看護師が所属している。身体検査から負傷者の後送までをこなす職種
輸送科:いわゆる輜重兵、兵站を支える部隊。トラックなどが主な装備。
需品科:被服や物品を扱う職種。ここから官給品を受け取って、ここに返納。
武器科:不発弾処理から武器の整備まで行う職種
情報科:もっとも新しい職種。情報収集から地上レーダーや無人偵察機などを担当する。
警務科:いわゆる憲兵。陸曹以上じゃなければなれない。喧嘩盗難、流出事案などで出動する。
音楽科:いわゆる軍楽隊。各地で隊歌や歌謡曲、アニソンなどを演奏するのが役目。
会計科:給料の取扱いや装備品等調達を行う部隊。

問題点

島国である日本では防衛任務の正面に立つのは航空・海上戦力であり、陸上戦力は最後の「抑え」の役割を果たすものである。

しかし、戦後の日本政府や国民は、GHQによるWGIPの影響から、戦時中旧陸軍は暴走していたと思い込んでいる人が多く、旧陸軍の後釜となった陸自は戦後間もない頃、海上自衛隊や航空自衛隊に比べて冷遇され、日本は海洋国家なんだから海軍と空軍が先!陸軍なんて兵隊の銃さえあればいいじゃないと言わんばかりに、装備調達の優先順位が軽視される傾向がある。予算のほとんどが人件費に費やされることもあって、「先進国の軍隊とは思えない」と評されるほど、装備は充分ではない時代が続いた。
冷戦終結後、定員を減らすことで正面装備はそれなりに行き渡っているが、個人装備や弾薬、補給などは最低限で、隊員の練度と士気で補っているのが実態。(陸自に限った話ではないが、“偶に撃つ 弾が無いのが 玉に瑕”という陸自の内情を揶揄した川柳が公開されている)

しかし、災害救助では極めて高い練度と設備を維持しているため、自然災害での出動の度に国際的に高い評価を受けている。
また、対テロ対策のための対人訓練も日頃から行われており、最近は県警との合同訓練も盛んに行われている。
そうした部分も含め、陸上自衛隊は海上や航空にも劣らない優れた軍隊であると、世界からは評価され認識されている。
また、災害救助の点だけを長所として「自衛隊なんて名前を止めて災害救助隊にしてしまえばいい」などと言う人も少なからず存在するが、近年起こっているロシアによる民間人に変装した兵士を送り込んで行われたクリミア侵攻や、フランスで起こった難民に紛れて潜り込んだテロリストによるパリ同時多発テロなどの出来事を考えれば、そうした戦法によって敵が上陸してきた場合、陸地での戦闘は極めて重要になるため(特に沖縄など)、陸上も決して軽んじるなどできないことである。


主な装備品

戦車61式戦車74式戦車90式戦車10式戦車TK-X
その他装甲戦闘車両89式装甲戦闘車96式装輪装甲車機動戦闘車軽装甲機動車
火砲155㎜りゅう弾砲FH70
自走砲60式自走無反動砲多連装ロケットシステム75式自走155mm榴弾砲
ヘリコプターUH-1OH-6AH-1AH-64
UH-60OH-1
小銃89式小銃64式小銃HK417G36
SCAR
カービンM4カービン
狙撃銃M24
機関銃5.56mm機関銃MINIMI62式機関銃12.7mm重機関銃M2M1918ブローニング自動銃
M1919機関銃(A4及びA6)
短機関銃9mm機関けん銃11.4mm短機関銃M3A1MP7
拳銃11.4mmけん銃USP9mm拳銃
無反動砲110mm個人携帯対戦車弾カールグスタフ
手榴弾MK2手榴弾M26手榴弾
対空誘導弾91式携帯地対空誘導弾携帯地対空誘導弾
対戦車誘導弾TOW
その他野外炊具1号指向性散弾


逸話

真意の程は定かではないが、インターネット上には他の空自・海自同様にぶっ飛んだ逸話が転がっている。
例えば――

  • 高山病に罹患した女子高校生2人を担ぎ、慣れた人の4倍の速度で駆け下りた。
  • 米軍の推薦で参加したNATOの戦車射撃競技会(米国ヤキマ演習場にて開催)では2位以下に大差をつけ見事1位に輝くも、1発外しただけでお通夜状態になった。(2位のドイツはその隣でお祭り騒ぎ)国民の血税で購入した砲弾を無駄にしたからだろうか。
  • 同様に、各国軍の各砲兵部隊がそれぞれ毎年違った部隊を派遣して行われる別の競技会において、陸自特科部隊(勿論特殊部隊じゃない)が高得点をマークした時、「特殊部隊寄越すんじゃねーよ」とか「一部隊だけに能力集中させんなや」(意訳)と言われたらしい。対する陸自の幹部も「いや、ふつーの一般部隊なんですが…今年たまたま当番だった……」(こちらも意訳)と返すしかなかったそうな。
  • 日米特殊部隊の合同演習があった時のこと。米軍側の特殊部隊は突入と同時に罵声・怒声を張り上げ部屋の中をひっくり返して制圧したのに対し、陸自側特殊部隊はハンドサインとアイコンタクトのみで意思疎通し、静かに制圧していったらしい。このためかどうかは知らないが、ある書籍に於いて「米軍は西部劇の登場人物、自衛隊(陸自)は忍者」と評された事がある(恐らく「力と勢いでねじ伏せる米軍、技で制圧する陸自」と言いたかったのであろう)。
  • 雪祭りの雪像造り為のお手製用具があり、代々脈々と受け継いでいる。
  • 米陸軍との合同演習中に大雪と猛吹雪に遭遇して米軍側に被害が発生、自衛隊側は別ルートだった為に米軍側の被害を知らずに集合予定地点で雪合戦で遊んでいた。ちなみに訓練に参加したのは冬季戦技教育隊ではない一般部隊。
  • ミサイル迎撃訓練で米軍側のトマホークを全弾撃墜。後半は米軍も電子妨害や地形追従飛行など、隠蔽技術を全力で用いたが、それでも撃墜されていた。命中率100%って…
  • イラク・サマーワ基地の自衛隊が設営したテント群は杭の位置や紐の角度まで、すべて寸分違わぬように統一されており、端から見ればロープは全て重なる状態だった。これを見た各国の高級士官はさすが日本と絶賛したそうな。
  • 不発弾を除去する作業で、信管を抜いてから海上に搬送→爆破 とする方式で処理しているのは日本のみらしい(つまり海外はたいていがそのまま爆破処理を行っている)。なお、一回も失敗したことはない。

――旧陸軍が機甲戦力を軽視した挙句にガダルカナルやサイパンなどで、万規模で虐殺されたトラウマから、自衛隊時代には一転して高性能戦車を求めるようになった。61式戦車開発時は旧陸軍の戦車開発の中枢にいた高官が生き残っていた。その際に、民間に散らばっていた元陸軍高官らは九七式中戦車的な戦車を求めたのに対し、戦場でのトラウマから、全てに高性能戦車を求める元実働部隊出身者らが議論を交わした末に61式戦車は生まれたという。

――といった具合である。

この他にもあれば随時追加・修正をお願いします。

※:はずなんだけど……

  • 64式小銃の取り扱い経験のある隊員はたいてい、89式小銃を試用して「狙撃するなら64式なんだがなぁ」と言うらしい。これは、弾頭質量が大きく装薬量の多い64式の7.62mm弾の方が有効射程が長いためで、反動自体は89式の方が小さい。ついでに言うと、89式の命中精度も5.56mmNATO弾ライフルの中では群を抜いて高いというか異常。さらに言うと、そもそもどちらも狙撃銃ではない(64式はスコープを装着してなんちゃってセミオート狙撃銃にする個体もあるが、ヤツはあくまでバトルライフル)。自動銃にまでやたらめったら命中精度や有効射程を求めるというのはきっちり旧陸軍から伝染している。(軽重問わず機関銃で米兵を狙撃しまくったという旧陸軍。その命中精度は古参の米海兵隊員が真っ青になるレベルだったとか)


広報センター・りっくんランド

場所は、東京都埼玉県の境にある、朝霞駐屯地の隣。かなり大きな駐車場がある。
今となっては茶番だった「事業仕分け」で一時有料化されたが、現在は無料に戻っている。

・屋外展示
装甲車戦車にも、ブレーキランプやウィンカーがあるのを確認できる。戦車でも信号を守る義務がある・・・。
因みに稀に言われる「戦車に保安部品(ウィンカー等)が付いてるのは日本だけ」と言うのは間違いで、諸外国の軍用車両にも大体付いている。(ドイツ陸軍のレオパルト2や韓国陸軍のK1等)
道路走行時には路面を傷めない為にゴム履帯(キャタピラの事)を装着する。

・屋内展示
攻撃ヘリコプターのシミュレーターがお勧め。事業仕分けで某議員がこの施設をテーマパーク扱いしたのは、これが原因・・・?

・売店(PX)
海上自衛隊のカレーや航空自衛隊のカレンダーなど、陸上だけでなく他の自衛隊関連グッズも販売。電話での通販にも対応している。
(各基地の売店(購買部、PX)でもネット通販に対応している所がある)

大型輸送ヘリ体験搭乗の申し込みはこちらで受け付けている。残念ながら、ネットや電話には対応しておらず、ここで申し込み用紙に記入する必要がある。


関連タグ

陸自 海上自衛隊 航空自衛隊 防衛省 
歩兵の本領
中央即応集団 第1空挺団
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架空の陸上自衛官

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外部リンク

・防衛省・陸上自衛隊
http://www.mod.go.jp/gsdf/

・陸上自衛隊広報センター(りっくんランド)
http://www.mod.go.jp/gsdf/eae/prcenter/

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