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カードファイト!!ヴァンガードの編集履歴

2022-02-22 23:52:39 バージョン

カードファイト!!ヴァンガード

かーどふぁいとゔぁんがーど

カードファイト!!ヴァンガードとは、ブシロードのトレーディングカードゲーム。また、そのメディアミックス作品のタイトル。

イメージせよ!勝利の道を!


概要

こちらは無印の大百科になります。新シリーズに関しては『カードファイト!!ヴァンガードG』や『カードファイト!!ヴァンガードoverDress』も参考にしてください。


カードファイト!!ヴァンガードとは、ブシロードトレーディングカードゲーム

また、そのメディアミックス作品のタイトル。通称:ヴァンガード

原作者には、漫画版の作者でもある伊藤彰も関わっている。


タグとしては、TCGアニメ漫画小説・実写ドラマ・情報番組・ラジオイベントの各メディアを総括する。

Twitter公式ヴァンガード全般ハッシュタグは「#cfvanguard」、TCG専用タグは「#vgtcg」


近年では同社がかつて展開していたフューチャーカードバディファイトとの競合などで、販売実績が落ち込んでいるが、現在でもTCG不況の中で同社のヴァイスと同じく長く続いているTCGメディアミックスである。


2014年10月からの新シリーズより、タイトルをカードファイト!!ヴァンガードGシリーズに改称したが、2018年5月からの新シリーズ(Vシリーズ)へのリニューアルにより、『カードファイト!!ヴァンガード』に再度改称した。


2021年2月26日に10周年を迎えると同時に新たなプロジェクト、カードファイト!!ヴァンガードoverDressが発表された。クレイ内での物語は進むが、キャラクターに関しては従来のシリーズから完全に一新されている。



TCGの概要

(詳細なルールについては公式ポータルサイト(リンク)カードファイト!! ヴァンガード Wikiなどを参照のこと)

惑星「クレイ」に降り立った霊体であるプレイヤー(ヴァンガードファイター)は自らクレイの住人に憑依(=ライド)してヴァンガードとなり、使役(=コール)した者達と共に戦い、相手のヴァンガードに攻撃して6点のダメージを与えることが主目的となる。

 今までのTCGとは特徴的なのは実際のファイトと通じて、カードのキャラクターとカードの使用者のキャラクターになりきれるイメージを重要視している。なりきりTCGとしての側面が強い。


なお、カードデザインは、新シリーズの移行時や大会のレギュレーション更新の際に変更が行われている(ただしカードの裏面のロゴは初代からそのまま)。


現在の大会レギュレーションは以下の通りに別れている。

  • スタンダード overDressシリーズ(VG-D)のカードのみが使用可能。2021年4月より実装。
  • Vスタンダード Vシリーズ(VG-V)のカードのみが使用可能。2021年3月まではこちらがスタンダードであった。
  • Pスタンダード すべてのカードが使用可能。

  • Gスタンダード 2018年5月から同年9月まで実装されていたレギュレーション。初代シリーズ(VG)とGシリーズ(VG-G)のカードが使用可能。10月からPスタンダードに完全移行され廃止。

主な用語

基本用語(全シリーズ共通)

ライド

新たなカードを上に重ねてヴァンガードを昇級させること。

原則的に一つ上(または同一)のグレードのカードでなければならない。

カードの能力によるライドスペリオルライドと呼ぶ。

またブースターパック第5弾からは特定のユニットの上にパワーアップした特定ユニットに再ライドしパワーアップするクロスライドが新しく加わった。

更にトライアルデッキ「聖域の解放者」と「帝国の抹消者」またはブースター第10弾からは、4ダメージ以降でグレード3にライドすると強力な効果を得ることが出来るブレイクライド!が追加された。

※イラストはイメージです。

本当のなるかみとは


コール

ヴァンガードと共に戦うリアガード、または相手の攻撃(アタック)から彼らを守るガーディアンを呼び出すこと。特に言及がなければ前者の意味であることが多い。

どちらの場合も、ヴァンガードよりグレードが大きいカードはコールできない。


カードの能力によるコールはスペリオルコールと呼び、ヴァンガードのグレード制限を受けない。


退却

フィールド上のカード(ユニット)がドロップゾーンに移動すること。いわゆる破壊。


スタンド/レスト

そのユニットが行動可能/行動不能であることを表す状態。


クラン/国家

カードの属する組織。所属するクラン(国家)が同一であることを要求される場面は多いため、原則的に一つのクラン(国家)に絞ってデッキが組まれる。

極稀に、2つのクランを混ぜて使うデッキもある。

クランの背景色を見ることでどこかの国家(例えるとクランがロイヤルパラディンなら、国家はユナイテッド・サンクチュアリ、背景色は黄)に属しているのかが判別できる。Gシリーズ以降のカードには右側に国旗(フラッグ)がつくようになった。

2021年の『overDress』よりユニットカードの構築区分が国家体制に切り替わったが、従来のクラン体制も存続している。


デッキ構築が可能なクラン(コラボタイトル除く)は全部で24種、国家は全部で6種まで存在している。


グレード

カードの等級。0から4まであり、グレードの高いカードほど強力だが、

各グレードごとに違った特殊能力と役割があり、実際のデッキ構築では基本的に高グレードほど枚数が少なくなる。


パワー

カードの戦闘力。攻撃力であり防御力でもある。

攻撃時にパワーを上げる手段はかなり多いので、素のパワーが高いカードはどちらかと言うと場に出た時の防御に強い。


ガーディアンとして使う場合はシールドという別の防御力を使うことになる。


ソウル

ヴァンガードの下に置かれたカード。能力が発動する条件やコストとして使われる。

特定の行動に加え、ライドすると自動的にそれまでのヴァンガードがソウルに加わる。

山札の上のカードをソウルに置く効果はソウルチャージ、ソウルをドロップゾーンに送るコスト効果はソウルブラストと呼ぶ。

第10弾から、特定の名称やクランのユニットのみソウルブラストのコストに使用できる(エススペシャルソウルブラスト)ユニットがいる。


ダメージゾーン

ヴァンガードが受けたダメージとして山札からカードを置く場所。枚数=ダメージ量で6枚になると負け。

ダメージゾーンのカードを裏返すコストとその発動効果をカウンターブラストと呼ぶ。

バーストデッキ、ブースターパック第10弾から特定のクランや名称でだけカウンターブラストのコストに使える(エススペシャルカウンターブラスト)ユニットが登場した。


ドロップゾーン

退却したり、捨てられたカードが置かれる場所。いわゆる墓地。


バインドゾーン

ドロップゾーンから除外された領域、干渉できない墓地。除外とは違う点はバインドゾーンのカードによって参考にするユニットがいる点である。

また裏側でバインドする「バニッシュデリート(裏でバインドする)」がありこちらも参考にするユニットがいる。


トリガー

ヴァンガードの最大の特徴とも言えるシステム。

50枚のデッキのうち16枚ちょうど(これより多くても少なくても駄目)を「トリガーユニット」にしなければならない。

トリガーユニットは全てグレード0である。カードの枠は黄色。

ヴァンガードのアタック時、またはダメージを受けた時に山札の一番上をめくり、それがトリガーユニットであればそのターンの間トリガーの効果を得られる。

(ただし、同じクランのヴァンガードorリアガードがいないと効果を得られなくなる)

ユニット1枚にパワー+5000する共通の効果に加え、与えるダメージ(クリティカル)を+1する「クリティカルトリガー(☆)」、リアガード1枚をスタンドする「スタンドトリガー(醒)」、カードを1枚引ける「ドロートリガー(引)」、相手とダメージが同じ若しくは多いとダメージを回復する「ヒールトリガー(治)」、前列すべてのユニットのパワーを上げる「フロントトリガー(前)」、パワー+1億でドライブチェックで出ると追加効果、ダメージチェックで出るとそのダメージを1度だけ無効化する「オーバートリガー(超)」の6種類が存在する。

上述した様にトリガーユニットは16枚ちょうどにしないといけないが、

その内ヒールトリガーは4枚以下、オーバートリガーは1枚だけと決められている以外は、トリガー内での組み合わせは1ユニット4枚以下という規定の範囲内で自由である。

2018年5月からは新シリーズへのリニューアルに伴いトリガーのバンプ値が+10000に変わり、ガード値が変動している。今までのトリガーと混ぜることはできるが旧トリガーには新トリガーのようにパワーが上がらない。


Gシリーズの能力

Gユニット

裏側が銀色のユニットカード。「ハーモニクス・メサイア(旧版)」を除きカードの枠が赤(Gガーディアンは緑)になっている。カードの等級は全てグレード4で統一されている。

通常のデッキには入れられずGゾーンというTCG用語のエクストラデッキに置く。

Gゾーンには16枚までGユニットが入れられる。


超越(ストライド)

ヴァンガードGのトライアルデッキ「覚醒の時空竜」と「明星の聖剣士」、ブースター第18弾(名義上では第1弾)「時空超越」から登場したメインステップ並びにギミック。

相手の自分のグレードが3である場合自分のライドステップ終了後手札からグレード3以上になるようにドロップゾーンに捨てGゾーン(エクストラデッキ)にあるGユニット(裏側が銀色のカード)に重ねてライドできる。Gユニットには+~の表記がされており超越されたユニット(ハーツ)はそのパワーを得ることができる。(双闘されている場合ハーツは2つになりパワーバンプは一体しか選べない)

そして強力な効果とドライブチェックが3回できる「トリプルドライブ!!!」ができるため逆転が可能。


究極超越(アルティメットストライド)

ヴァンガードGZで登場した超越能力を持つGユニットの強化版。種族が「ゼロスドラゴン」であるカードのみに存在している。

表側のGゾーンが3枚以上でヴァンガードと同じユニットをコストにすることで超越でき、双闘している場合レギオンメイトがグレード2でも一枚で超越できる。


表記される国家とクランが当てはまれば(例えるとメガラニカの究極超越ユニットならばバミューダ△グランブルーアクアフォースのユニットが当てはまる)使えることができ、下手すれば一ユニットで使用可能なクランが5つ以上あるという汎用性の高さと、強力過ぎる効果が魅力的であるが、その代わり自らの未来であるGゾーンのカードがターン終了後、Gアシストのデメリット同様に全部表側で除外されるというデメリットも孕んでいる。


更に「ネオンギーゼ」のスキルでバインドゾーンに「ゼロスドラゴン」が5種類以上あると・・・?


Gガーディアン

カードの枠が緑色のGユニットが持つ能力。互いのグレードが3以上の時ガードフェイズでヒールトリガーを捨ててGゾーンからガーディアンとして登場する。

表側のGガーディアンが4枚あると使えないが一回の攻撃で何回でも出せる。


新シリーズの能力

イマジナリーギフト

2018年から導入されたシステム。グレード3以上(一部除く)にライドした祝福を込めてつけられた惑星クレイの加護。逆三角形の紋章が目印。

クランによって3つのタイプが分かれており、新たな前列リアガードを作る即効性の「アクセル」、ヴァンガードとリアガードにパワーを上げまくるバランス型の「フォース」、ギフト獲得時手札に加わり『手札一枚捨てることで、ヒットされない』の効果を持つガーディアンユニットになる防御型の「プロテクト」が存在している。


オーダー

2020年3月より新たに導入された、シリーズ初の魔法やアイテム等を表すカード。4枚までメインデッキに含めることが可能。現在では、ノーマルオーダーとブリッツオーダー、2021年の『overDress』から追加された、セットオーダーとトリガーオーダーの4種類が存在する。

新型のFVにライドした時、相手のヴァンガードがグレード1以上であればデッキ外から「クイックシールド・チケット」を1枚手札に加えることができ、「オーダーカード」の代用とする。使用後は「トークン・ユニット」や「プロテクト・マーカー」と同様に消滅する。


overDressの能力

ペルソナライド

「overDress」より新たに導入された特殊アイコン。上述のイマジナリーギフトのようにグレード3のカードが有する能力である。

ペルソナライドアイコンを持つヴァンガードと同じカード名のヴァンガードにライドした時、その能力が発動し、1枚ドローした後、そのターン中に前列にいるユニット全てのパワーが+10000となる。


そのほかの能力

ペルソナブラスト

ブースター第5弾から新しく入った能力。

「同カードをドロップゾーンに置く」という厳しめのコストを持つが、その分強力な効果を使うことができる。


リミットブレイク!!

トライアルデッキ「銀狼の爪撃」と「雷竜の鳴動」、ブースターでは第6弾から新しく入った能力。

ダメージゾーンのカードが特定の数になると効果を発動させることが出来る。

またリミットブレイクを無視できるカードがある。


呪縛(ロック)/デリート

トライアルデッキでは「侵略の星輝兵」、ブースターでは第12弾から新しく入った、リアガード妨害能力(デリートは「凶星の根絶者」及び「ネオンメサイア」から初出)。基本的にリンクジョーカーに所属するユニット(及び「Я」の文字が入ったユニット)が有する能力である。

この状態になった裏返しのリアガードのユニットは移動やリアガードの張替えができず、効果の対象もしくはユニットの効果の発動もできなくなる。

呪縛(ロック)されたユニットの持ち主のターン終了時、もしくは特定の効果を使った場合スタンド状態で元に戻る。これを解呪(アンロック)という。

ヴァンガード妨害版のデリートも存在するが、こちらは、パワー0・テキスト効果なしの扱いにさせるという違いが有り、デリートされた状態でもヴァンガードの行動はできる。


双闘(レギオン)

トライアルデッキ「希望の探索者」と「友情の喧嘩屋」、ブースターからは「竜剣双闘」から出たギミック。

互いのグレードが3以上の時ドロップゾーンのユニットを4枚戻しデッキからヴァンガードの双闘対象となるユニット(通称:メイト)を一枚選びヴァンガードの隣につなげる。

ヴァンガードとメイトのパワーを加算できるため高パワーの攻撃が可能であり、しかも双闘起動時ドロップゾーンのトリガーを戻すことができるため長期戦にも耐えるメリットがある。


アニメの概要(公式HPリンク)

2011年1月8日より、テレビアニメが放送開始し、シリーズが変わるごとに世界観やキャラクターを一新しつつ、現在に至るまで新作アニメの放送が続いている。


現在、公式のアニメシリーズは大きく分けて、以下の通りに分かれている。



上記のシリーズの他に2019年1月から同年3月まで放送されたスピンオフアニメ『バミューダトライアングル〜カラフル・パストラーレ〜』も同シリーズ作品の1つとしてもカウントされている。


なお、このアニメをベースにした伊藤彰氏による漫画版が存在しており(別記事を参照)、それと並行してメディア展開が行われていたので勘違いされがちだが、本来ヴァンガードはアニメが原作ではなく、TCG版と並行しながら漫画やアニメが作られたメディアミックスの作品である。この為、作中に登場するカードがTCG版のものがそのまま使用されている点以外は、各シリーズによって世界観やキャラクター等の設定が大きく異なる。


2011年版シリーズ

第1期

2011年1月8日から2012年3月31日までテレビ愛知制作・テレビ東京系で毎週土曜日8:00から(各都道府県のローカル局では時差ネット)全65話を放送した。

また、テレビ東京系で4月より毎週月曜日夕方17:30から1クール遅れの再放送が開始。

BSジャパンでは2012年1月より毎週朝11:00から4クール遅れの英語吹き替え版の放送も行っていた。


海外ではシンガポール韓国台湾でも英語吹き替え版が放映されていた。


ニコニコ動画(TOPリンク)上では毎週日曜日朝10:30からニコニコ生放送で配信され、

その直後の朝11:00に公式ch(リンク)にて本編が無料配信開始される。

第1話は無料でいつでも視聴(リンク)でき、第2話以降は配信開始後一週間の無料配信ののちに有料配信となる。

英語吹き替え版も英語版公式ch(リンク)にて配信されていた。

こちらの方も第1話のみ無料(リンク)で、第2話以降は毎週木曜日の正午に1話づつ最新話が無料で公開され、こちらも1週間後には有料となる。


第2期 アジアサーキット編


その名の通り、国際ヴァンガード大会「アジアサーキット」に出場するアイチたちの活躍を描く。

2012年4月8日から2013年1月2日まで引き続きテレビ東京系6局に加え、BSジャパンでも同時放映。制作局は1期のテレビ愛知からテレビ東京に変更され、「G Z」までのヴァンガードシリーズはテレビ東京製作かつ、日曜朝10時枠での放送となっている。

再放送はテレビ東京系6局で月曜夕方に行っている1クール遅れの再放送に加え、

テレビ東京が4月10日より火曜日朝7:30からと深夜25:30からの2回を追加して2期の放送を2日遅れで再放送、

テレビ愛知が4月8日より日曜日の深夜25:05から15時間遅れの2期の再放送が行われていた。


BSジャパンは上記の英語吹き替え版の再放送に加え、

4月10日より火曜日深夜25:13から2日遅れの2期の再放送も行った。


ニコニコ動画でも4月8日11:00より配信開始。


第3期 リンクジョーカー編


高校に進学したアイチと新たな仲間たちの活躍を描く。またタイトルにある勢力「リンクジョーカー」が初登場。

2013年1月13日から2014年3月2日までテレビ東京系列・BSジャパンにて放送された。


第4期 レギオンメイト編


時間軸としては第3期の後日談にあたり、櫂トシキを中心とした物語が展開される。

2014年3月9日から同年10月19日までテレビ東京系列・BSジャパンにて放送された。


劇場版 ネオンメサイア


2014年9月13日公開。作中世界の時間軸としては第4期終了後となる。

(いくつかテレビシリーズとは繋がらない描写も存在するが)


ヴァンガードGシリーズ

主人公はこれまでの先導アイチから新導クロノに交代する。

詳細はカードファイト!!ヴァンガードGを参照。


2018年版シリーズ

中学生編・高校生編

ヴァンガードGシリーズの終了後、2018年5月からスタートしたシリーズ。主人公が先導アイチに戻ると同時に、原作漫画版のアニメ化となる。アニメシリーズ(Gシリーズ含む)の通算で第10シリーズとなる。


今作のみ、これまでのシリーズとはネット形態が大幅に変更されており、地上波及び衛星波ではTOKYO MXKBS京都サンテレビ、テレビ愛知、静岡朝日テレビ岩手朝日テレビtvk大分放送BS11の9局にて放送された(大分放送では2018年12月10日放送の第26話で打ち切り)。

また、地上波に先駆けてAbemaTVでも先行配信が行われたほか、放送後はYouTubeチャンネルにて視聴可能であった(現在、YouTubeでの無料配信は終了している)。


平成最後のテレビアニメシリーズ。


続・高校生編

原作漫画版及びアニメ2018年版(中・高校生編)の続編。ネット形態が再び変更され、中・高校生編を放送したテレビ愛知が第1作以来の制作局となり、テレビ東京系列6局や(BSジャパン改め)BSテレ東での放送に復帰した。


TXN地上波6局とBSテレ東の7局では2019年5月11日放送開始。またその1週前には地上波6局で事前番組『これは避けて通れない!新章突入事前特番 カードファイト!! ヴァンガー道』が放送された。


その後静岡朝日テレビ新潟総合テレビ広島ホームテレビでも遅れネット、AbemaTVやYouTube等でのネット配信も前作から引き続き継続する。


令和最初のテレビアニメシリーズ。


新右衛門編

「続・高校生編」完結後、2019年8月24日から新章「新右衛門編」が開始。メインキャラは変更され、新田シン(新田新右衛門)を主人公にアイチ達の世代から10年前の物語が展開される。放送局は「続・高校生編」から引き続きテレビ愛知制作・テレビ東京系列6局やBSテレ東。また1週間前の8月17日に事前番組『ヴァンガー道 真夏の課外授業SP!』が放送された。


外伝 イフ-if-

詳細はカードファイト!!ヴァンガード外伝イフ-if-を参照。


カードファイト!!ヴァンガード overDress

2021年4月より開始した完全新作アニメシリーズ。従来のシリーズから登場キャラクターや世界観を一新したアニメになると同時に、同シリーズ10周年記念作品でもある。


詳細はカードファイト!!ヴァンガードoverDressを参照。


アニメ(第1期)スタッフ

製作総指揮・原案:木谷高明

原作ブシロード・伊藤彰

監督:辻初樹

シリーズ構成:浦畑達彦

カードファイト構成:中村聡(遊宝洞)

キャラクターデザイン:とみながまり

美術監督:明石聖子

色彩設計:磯貝深雪

撮影監督:白尾仁志(RIDE 1 - RIDE 15) → 蒲原有子(RIDE 16 - )

編集:大竹弥生

音響監督:高寺たけし

アニメーション制作:トムス・エンタテインメント・スタジオさきまくら(RIDE 34 - )

制作:テレビ愛知・創通・電通


アニメ主題歌

▼ 1stOP (第1話~第33話)

「Vanguard」

歌:JAM Project 作詞/作曲:影山ヒロノブ 編曲:安瀬聖


▼ 2ndOP (第34話~第65話)

「Believe in my existence」

歌:JAM Project 作詞:影山ヒロノブ 作曲:影山ヒロノブ・きただにひろし 編曲:安瀬聖


▼ 3rdOP (第66話~)「LIMIT BREAK」

歌:JAM project 作詞:影山ヒロノブ・きただにひろし 作曲:影山ヒロノブ 編曲:鈴木マサキ


▼ 1stED (第1話~第15話)

「ダイヤモンドスター☆」

歌:麻生夏子 作詞:こだまさおり 作曲/編曲:関野元規


▼ 2ndED (第16話~第25話)

「Smash Up!!」

歌:椎名へきる 作詞/作曲/編曲:宮崎歩


▼ 3rdED (第26話~第38話)

「DREAM SHOOTER」

歌:Sea☆A 作詞:こだまさおり 作曲:三浦誠司 編曲:高田暁


▼ 4thED (第39話~第52話)

「Starting Again」

作詞/歌:佐咲紗花 作曲/編曲:山元祐介


▼ 5thED (第53話~第65話)

「泣き虫TREASURES」

歌:ミルキィホームズ 作詞:こだまさおり 作曲/編曲:河田貴央


漫画の概要

詳細はヴァンガード漫画版を参照。


小説の概要(公式HPリンク)

ストーリー

ヴァンガードが好きな少年・先導アイチは、ふとしたきっかけからカードショップ「カードキャピタル」のお手伝いをすることに。

そこで出会った謎の少年・浜音ヒロにヴァンガードを教えようとするアイチだったが――。

櫂トシキ戸倉ミサキなど人気な人物も総登場する、「カードファイト!! ヴァンガード」の新たなエピソードがここに開幕!

公式HP(リンク)よりストーリー部分を引用、ふりがな消去)

スタッフ

著:番棚葵

原作ブシロード・伊藤彰

イラスト:TMS(トムス・エンタテインメント)・安達洋介(pixivユーザー名あだち)

レーベル:角川つばさ文庫


ストーリー(アニメ第1期)

今より少し未来の話――世界のカードゲーム人口は数億人を超え、生活の一部としてあたり前のものになっていた。


この物語の主人公先導アイチ」はちょっと気弱でクラスでも目立たない中学三年生の男の子。

常に後ろ向きで目立たないように毎日を送っていたアイチだったが、一つだけ心の支えがあった。

それは子供の頃にもらったあるカードゲームのカード、「ブラスター・ブレード」。

そのカードがきっかけでカードファイトを始めた彼の日常は大きく変わり始める。


カードゲームの名前は「ヴァンガード」。

惑星クレイ」と呼ばれる異世界を舞台としたヴァンガードは、

斬新なゲームシステムによって世界中で空前の大ブームを巻き起こしていた。


ヴァンガードの面白さに魅せられたアイチは、ヴァンガードファイト(対戦)を通して

戸倉ミサキ」や「葛木カムイ」といった仲間たちや、沢山の好敵手(ライバル)たちと出会う。

彼らと切磋琢磨する中で、アイチは充実した日々を過ごし、成長していく。


そんなアイチには、心に決めた一つの目標がある。

それは「櫂トシキ」というヴァンガードファイターと再び闘うこと。


櫂トシキ…孤高で冷淡な性格の持ち主で、ヴァンガードにおいて圧倒的な強さを誇る高校生。

アイチがヴァンガードと出会うきっかけを作った人物でもある。

アイチにとって、は自分を救ってくれ、ヴァンガードへと導いてくれた先導者(ヴァンガード)なのだ。


アイチはヴァンガードの腕を磨くため、今日も全力で走り続ける。

憧れの存在であると闘い、認められるその時を夢見て―――!


公式HP(リンク)より引用)


登場人物(アニメ・漫画・小説)

ここでは無印シリーズ(主に第1〜4期。漫画版や小説版も含む)に登場した人物を記載する。


アニメ版もしくは漫画版の一方のみで登場する設定、人物は※で別記。


チーム名など名前声優説明
Q4先導アイチ代永翼主人公
櫂トシキ佐藤拓也イメージの先導者、YKS
葛木カムイ石川静エミ=女神な中学生
戸倉ミサキ橘田いずみヒロインカードキャピタル女子高生店員
カードキャピタル常連森川カツミ杉山紀彰マケミ。
三和タイシ森久保祥太郎櫂の同級生
井崎ユウタ山口隆行森川の近く。
右野レイジ下屋則子葛木カムイの舎弟(右)。眼鏡
左賀エイジ比嘉久美子同様(左)。
Q4メンバーの親族など先導エミ榎本温子アイチの妹。しっかり者
飛田マイ大久保瑠美エミの友達
先導シズカ篠原恵美アイチエミの母親
新田シン森嶋秀太ショップ・カードキャピタルの店長
店長代理(ちゃお)橘田いずみ同店の店長代理のネコ
カードキャピタル来店者マーク・ホワイティング阿部敦ロイド安藤
岸田オサム小西克幸攻撃ィー↑
ウルトラレアスイコ寺川愛美長女。BBA。
コーリン三森すずこウルトラレアの次女、ツンデレ
レッカ南條愛乃三女。
大会スタッフMCミヤ酒巻光宏司会。
ドクター・オーTheマッシュ解説。
チーム男前大文字ゴウキ伊藤健太郎シスコン
大文字ナギサ広橋涼カムイに想いを寄せている
中津川ヒロシ鷹嘴翼アシンメトリー
小松原カオル風間勇刀ジャパーン
チームカエサル光定ケンジ赤羽根健治皇帝
臼井ユリ牧口真幸世話焼きな性格
臼井ガイ佐藤せつじ常に敬語
チームAL4→チームNAL4雀ヶ森レン阿部敦櫂トシキと因縁がある。アイチと同じPSYクオリアの持ち主
鳴海アサカ生天目仁美レンの事慕っている
新城テツ稲田徹
チームFFBS美童キリヤ水島大宙ピエロ
美好ヒロミ岡本寛志ナルシスト
美南ハルミ川田紳司オネエ言葉
美浜アユム比嘉久美子クレジットでは「アユム」のみ
チーム・アヴェンジャーズ矢作キョウ渡辺明乃チームAL4の元メンバー。キョなんとかさん
枇杷島ジョー鈴木恭輔ゴーグル付けてる紫髪
栄生アキラ佐々木啓夫サングラスかけてる金+茶髪
裏ファイト六月ジュン野島健児裏ファイトのキング
立凪財閥立凪タクト高垣彩陽御曹司
チームSITジニアスクリストファー・ロウ矢作紗友里カエル耳パーカー
リー・シェンロン下田麻美グラスコードメガネ
ファジル・アリ根本圭子毛先黄色の赤髪
チームドレッドノート蒼龍レオン神原大地風さん
ジリアン・チェン植田佳奈チェン姉妹の双子の姉、つり目
シャーリーン・チェン後藤沙緒里チェン姉妹の双子の妹、たれ目
宮地学園関係者石田ナオキ奈良徹ブレイクタイム不良
小茂井シンゴ吉野裕行カリアゲメガネ
四会アカリ矢作紗友里ミサキの友人
内藤タテワキ千葉進歩宮地学園生徒会長
諏訪部イツキ間島淳司宮地学園副生徒会長
長代マキ上田麗奈宮地学園生徒会書記
那嘉神エル加瀬康之超能力同好会部長、中二病
カトルナイツモレス・ペニーワース高橋英則執事
オリビエ・ガイヤール濱健人青き炎、
フィリップ・ネーヴ村上裕哉スティールウォールプリズン
ラティ・カーティ佐藤利奈無冠の魔女、ぱんにゃららーが口癖
ラウル・セラ興津和幸南米のチャンピオン
漫画版(2018年版シリーズ)のみ登場川並ミナミ勝杏里元々漫画版限定だったが、後に2018年版アニメで登場。尖兵
小説版のみ登場浜音ヒロなしメガネ

新シリーズや外伝作品の登場人物はこちらのタグ参照。



イメージ・CMソング


▼ 1stCM

「CLIMBER×CLIMBER」

歌:BREAKERZ 作詞:DAIGO 作曲: SHINPEI 編曲:BREAKERZ(ストリングスアレンジ:寺地秀行・BREAKERZ


▼ 2ndCM

「GO」

歌:BREAKERZ 作詞・作曲: DAIGO / 編曲:BREAKERZ


▼ 3rdCM

「脳内Survivor」

歌:BREAKERZ


実写ドラマ「STAND UP! ヴァンガード!」の概要 (公式HPリンク)

テレビ東京系6局にて2012年5月3日の08:30~10:00に放送された。


ストーリー

ハーバーダ大学の卒業とともに日本に帰国した自称天才・ダイゴは、これから日本を元気にしようと勝手に意気込んでいたところ、公園でいじめられている小学生・ヒロキを発見。心を閉ざしているヒロキが自分を求めていると勝手に確信したダイゴは、ヒロキ達が通う小学校の特命教師に勝手に就任、ヒロキを追いかけ勝手に自宅にまで上がり込む。


と、ヒロキの部屋の前に落ちていた1枚のカードゲーム―「カードファイト!! ヴァンガード」。いじめられっこのヒロキの唯一の誇りであり心の支えであるもの、それはヴァンガードなら誰にも負けないという自信だった。


「ヴァンガードは敵からどんな攻撃を受けても決して挫けず、心を奮い立たせて戦うんだ」


ダイゴはこのヒロキの言葉を聞き、ヒロキも心の中に勇気を持っている事を確信する。

そしてヒロキも、カードファイトでどんなにボロ負けになっても諦めないダイゴの姿を見て心を動かし始める。


ある日、ヒロキ達の住む来礼町でヴァンガードの大会が開催される事となった。

大会のポスターを眺めるヒロキに、出場するのかを問ういじめっ子・テル。

いじめっ子との対決、母への思い、父親への葛藤――全てを背負い、ヒロキはダイゴとともにカードファイトへと挑む!「STAND UP!ヴァンガード!」


登場人物

名前キャスト説明
ダイゴDAIGOハーバーダ大学出身の超エリート。特命教師に勝手に就任
三浦ヒロキ相馬眞太小学校5年生。無口、無気力のネクラでいじめられている
南原テル内山遥城ヒロキのクラスの同級生。ヒロキをいじめている
水原スミレ永野芽郁ヒロキのクラスの同級生で学級委員長。しっかり者
加賀美マリア三森すずこヒロキの担任教師。教育熱心
三浦久美子長澤奈央ヒロキの母親。二年前に病死。
里見英治波岡一喜テルの家庭教師。勝利至上主義
三浦滋彦金山一彦ヒロキの父親。仕事仕事の毎日

スタッフ

監督:元木隆史

エグゼクティブプロデューサー木谷高明

原作ブシロード・伊藤彰

監督:元木隆史

脚本:黒木久勝

カードファイト構成:中島大渡(ホロスエンタテインメント)

制作協力:楽映舎

制作:創通・電通・エースクルーエンタテインメント

製作・著作:ブシロード


音楽

▼メインテーマ

「脳内Survivor」

アーティスト:BREAKERZ 作詞:DAIGO 作曲:SHINPEI 編曲:BREAKERZ(ZAIN RECORDS/Being)

▼挿入曲

「CLIMBER×CLIMBER」

アーティスト:BREAKERZ 作詞:DAIGO 作曲:SHINPEI 編曲:BREAKERZ(ZAIN RECORDS/Being)


情報番組の概要


ヴァンガードTV2

MC橘田いずみ森嶋秀太ドクター・オー

出演:セイン・カミュ・寺川愛美・貴島康成・城田サクラ・大邑颯斗

放送先:BSジャパン(4月7日(土)から毎週土曜日10:30~)

2011年9月までBSジャパンで放映されていた、「ヴァンガードTV」が帰ってきた形になる。


ヴァンガードTV

配信先:ニコニコ動画(TOPリンク)武士道通信 ブシロードチャンネル(リンク)(不定期・生放送配信)

パーソナリティ:ドクター・オー森嶋秀太(新田シン役)

twitterタグ:#vanguard_tv

商品紹介などの最新情報、出演者のヴァンガードファイトなどを配信。ゲストが来ることもある。


ラジオの概要

詳細はヴァンラジを参照。


他作品とのコラボ

同じブシロードが展開しているヴァイスシュヴァルツはコラボタイトルが積極的にリリースされている一方でこちらはやや冷遇気味で、エトランジェと呼ばれるコラボカードが、雑誌の付録やイベント等で散発的に配布される程度だった。



そんな中、「G」シリーズ放映中の2015年7月に『刀剣乱舞』の独自のコラボクランが登場。エトランジェには属さないコラボカードとしては史上初となった(元々は2015年のエイプリルフール企画としてのコラボとされていた)。おそらくは女性層の掘り起こしとしてリリースされた模様である。余談だが、ブシロードはかつては女性向けTCG「アリスクロス」を発売していた。


そして、2020年7月には、同じブシロード関連コンテンツである『BanG_Dream!』のコラボクランが新たに登場。その後『モンスターストライク』や『シャーマンキング』などといったコラボカードがリリースされることも発表されており、次第に増えつつあるが、同社が展開するヴァイスシュヴァルツReバースとの差別化のためか、参戦している作品は、現時点でヴァイス等の他のTCGには参戦していない作品が選ばれることが多い(例外もあるが)。


現時点で独自のコラボクラン(タイトル)が存在する(あるいは参戦が確定している)作品は以下の通り。

参戦作品備考
刀剣乱舞G」期と「overDress」期に2度コラボしている。
BanG_Dream!何故かトライアルデッキは販売されていない。
モンスターストライク
SHAMAN_KING2021年版アニメがベース。

関連タグ



  • リルリルフェアリル - 2018年に途中からテレビ東京→TOKYOMX(地上波の場合)へ移動した作品繋がり。ただしこちらは、テレビ東京系列に復帰することなくシリーズが終了している。

外部リンク

公式

「カードファイト!! ヴァンガード」 公式ポータルサイト

カードファイト!! ヴァンガード|テレビ愛知

テレビ東京・あにてれ カードファイト!! ヴァンガード

テレビ東京・あにてれ カードファイト!! ヴァンガード アジアサーキット編

テレビ東京・あにてれ ヴァンガ道

カードファイト!! ヴァンガード - ニコニコチャンネル

武士道通信 ブシロードチャンネル - ニコニコチャンネル

ケロケロエース | 角川書店・角川グループ

コンプティーク、コンプエースなどコンプグループの総合ポータルサイト「コンプティーク.com」

角川つばさ文庫/カードファイト!!ヴァンガード

テレビ東京・あにてれ STAND UP!ヴァンガード

響 - HiBiKi Radio Station -「カードファイト!!ヴァンガードRADIO!!LIMIT BREAK!!」番組詳細

響 - HiBiKi Radio Station -「立ち上がれ! 僕らのヴァンガード」番組詳細


非公式

カードファイト!! ヴァンガード Wiki

カードファイト!! ヴァンガードとは (カードファイトヴァンガードとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

カードファイト!! ヴァンガード - Wikipedia

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