曖昧さ回避
- 1.『ポケットモンスター』シリーズに登場する架空のキャラクター(モンスター)のうちの一種。
- 2.日本中央競馬会(JRA)の公式マスコットキャラクターの一人で、ターフィーのガールフレンドであるウマの女の子。
本稿では1について説明する。
基礎データ
進化
ポニータ → Lv.40でギャロップ
リージョンフォーム
『ポケモン剣盾』から登場する、ガラル地方の環境に適応して姿を変化させたポニータのガラルのすがた。
概要
進化後共々、普段はその熱い炎で近寄ってきた外敵を火傷させ身を守る。
一方この炎は心を許した相手にのみ熱くなくなる特徴があり、その場合は背に乗ることも可能となる。
現実の馬同様、生まれてすぐは立ち上がるのもやっとで、炎のタテガミも尻尾も灯っていないらしい。
それから1時間ぐらいすると生え揃う様になり、転びながら親の後を追いかけているうちに丈夫な足腰に育ってゆく。
伸びる牧草を何度も飛び越える事で鍛えられたジャンプ力は、ポケモンの中でも非常に高く、一人前のポニータは東京タワー(333メートル)もひとっ飛びで越えるほどになるという。
東京タワーを飛び越えたり、足のヒヅメがダイヤモンドの10倍硬いなど初期ポケモン特有のトンデモ設定を背負っており、そんな固すぎる蹄で着地した時割れたりしないのか?という疑問が出てくるが、脚の筋肉で衝撃を和らげているらしい。
色違いは炎が赤から青へと変わり、その美しさから人気が高い。LEGENDSアルセウスでは、色違いのポニータを捕まえるイベントがある。何気にゲーム内で確定で出現する色違いは久々。
火と馬を結びつける考えはポニータが初めてではない。例の一つとして干支に「丙午」が存在し、「丙午」に当たる年には火災が頻発すると信じられていたり、この年に生まれた女はいわゆるじゃじゃ馬娘で、夫の寿命が減るとも言われていた。流石にポニータにはそんな性質はないと信じたいが…。
ゲーム上における特徴
馬がモチーフなのだから、生息地は草原だろうと思いきや、実は初登場した頃はポケモンやしきの一階で出現。つまるところ屋内に生息していたのである(まあ、このポケモン屋敷のある町のジムリーダーがほのおタイプの使い手なので仕方がない気もするが)。
不自然だった為か、ピカチュウバージョンから屋外で出現するようになった。その出現地とはサイクリングロードがある17番道路。自転車が騎乗する手段だからだろうか。
また、たねポケモンの中では種族値が高い事でも有名。その合計値はあのマグカルゴと同じ410(第6世代まで)である。マグカルゴ「解せぬ」。没になった進化前がいた頃の名残と考えられる。
ちなみに後付けを含むならストライクの500が最も高い。
第四世代ではシンオウ地方が北海道をモデルとしているためか、雨の中でも平気で出現する。
そしてダイヤモンド及びパールのみ、最初のポケモンにヒコザルを選ばなかった場合、クリア前にシンオウでゲットできる唯一の炎タイプとなっていた。
流石に選択肢が狭すぎた為か、プラチナではデルビル系、ブーバー系、ブースターがゲットできるようになっている。
…が、BDSPでは登場ポケモンの種類がDP準拠に戻ったうえ、地下大空洞でもヘルガー位しか炎タイプが出ないため、まさかの逆戻りとなった(選出が増えるポニータにとっては喜ばしいかもしれないが)。炎タイプの四天王の手持ちも初戦はDPと同じだし。
使用トレーナー
ゲーム版
- カツラ:ジムリーダー(カントー)
- アスナ:ジムリーダー(ホウエン)
- ジュン:DPpt・BDSPライバル
- タク:ポニータマスター
アニメ版
- フウコ(無印33話)
漫画版
アニメ版
- フウコのポニータ
- 無印第33話でポケモン放牧民ララミー族のフウコのポケモンとして初登場。フウコは愛馬のポニータでポケモンレースに参加する予定だったがドードリオ使いのドリオが差し向けたロケット団の妨害により腕を痛めてしまう。サトシが動揺して暴れ出したポニータを静めた事でフウコから代わりにポケモンレースに出場する。
- 一緒に出場したカスミの助けもあってレース中のロケット団の妨害を抜け、ドリオのドードリオと一騎打ち。最後までポニータを妨害するドリオだったが、その結果ポニータの闘志に火が付きギャロップへと進化し一気に巻き返して優勝した。
- この回なんとこれまでのポケモンアニメの中で、平均視聴率最高(18.6%)を記録したのであった(関東地区調べ)。途中でギャロップに進化した。
その他
以後はメインとしての登場例はないが、映画「結晶塔の帝王」をはじめ「ポニータを模したおもちゃ・遊具」としてアニメに登場することがある(だいたい木馬やメリーゴーランドであることが多い)。
漫画
『ポケットモンスターSPECIAL』
プラチナのポニータ
プラチナの幼馴染ポケモン。
いつも彼女を背中に乗せていて、時には守ることもある。移動用の為にあまり戦闘向きではなく、ヨスガまでの3つのジム戦ではまともに技を繰り出せないまま一方的に攻撃されてダウンしていたが、トウガンとの戦いでプラチナの怒り(誤解)が伝わってドータクン2匹を一撃で倒した。その翌日、プラチナが父の反対を押しきってでも悪と戦う決意を固めたことに応えるかのように進化する。
余談
ちなみにジャンプできる脚力から計算すると、走行速度はマッハ14.58(時速15500キロ)。
もちろん進化後はさらに速くなりなんと新幹線と同じ時速240キロで走れるように……ってあれ?
クワガノンなど、種族値と図鑑説明が嚙み合わない事はザラである。
関連イラスト
関連項目
0076.ゴローニャ/アローラのすがた→0077.ポニータ/ガラルのすがた→0078.ギャロップ/ガラルのすがた
馬ポケモン
同ほのお単タイプ
ヒトカゲ/リザード ロコン/キュウコン ガーディ/ウインディ ブビィ/ブーバー/ブーバーン ブースター