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ヒスイヌメルゴンの編集履歴

2023-06-07 12:19:04 バージョン

ヒスイヌメルゴン

ひすいぬめるごん

ヒスイ地方におけるポケモン「ヌメルゴン」のリージョンフォーム。

基礎データ

全国図鑑No.0706
ヒスイ図鑑No.117
ぶんるいからこもりポケモン
タイプはがね / ドラゴン
たかさ1.7m
おもさ334.1kg
とくせいそうしょく/シェルアーマー/ぬめぬめ(隠れ特性)

進化

ぬめぬめ

ヌメラヒスイヌメイル(ヒスイ地方でレベル40)→ヒスイヌメルゴン(レベル50以上で天候が雨か雷雨の時に進化)

※通常種と進化条件は同じ。


概要

ポケモンLEGENDSアルセウス』に登場するポケモンで、ヒスイ地方の環境に適応したヌメルゴンヒスイのすがた

輩方を飛び越え、600族初のリージョンフォームとなった。

自身の進化前およびヒスイクレベースと並んで、第6世代初のリージョンフォームでもある。


進化前のヒスイヌメイルに引き続き、尻尾が発達した巨大な金属質のと一体化しており、体から垂れる粘液も、殻を作る金属成分が混じった銀色に変化した。

寝

モチーフのカタツムリよろしく、殻の中に全身を引っ込める事が可能で、収納時は明らかに横か後ろに転がってしまいそうだが、重心が安定しているのか常にまっすぐ自立する。


殻に対して本体はあまり変化していないように見えるが、よく見ると角は長めで、体型もややスリムになっている。地味な所では進化前のヒスイヌメイルから変色していったように、頬と尾の丸模様や目が完全に灰色になっている。また丸模様がそれぞれ一つ減っている。


外敵に対しては殻と身体の剛軟を自在に操り対応するが、やはり軟体の足腰では重いらしく、素早さは原種のヌメルゴンより遅い。


性格も原種の人懐っこさを更に激化させたヤンデレ気質となっており、孤独を嫌い執念深く、好いた者が自分から離れると怒り荒ぶるという、ドラゴンらしい危険性や執着心が強くなった。

それを表すかの如く、目つきもヒスイゾロア同様の病んだ困り目に変化している。


ゲームにおける特徴

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
ヒスイ8010010011015060600
原種901007011015080600
変化分−10±0+30±0±0−20±0

設定どおり、原種よりもHPと素早さが下がって防御が大きく上昇した。素早さは遅くなったが原種の欠点だった防御の脆さが補われ、相対的に配分バランスは良くなっている。


特防が極端に低いやや尖った性能のジュラルドンと違い、耐性を全面に生かしていける重量級のはがね・ドラゴンとしては大分理想に近いステータスになった。

元々あまり速さで勝負するポケモンではないのと、鋼による耐性の大幅な増加でスペック上は原種のほぼ上位互換と言っても差し支えない。


特筆すべきは、やはりはがねタイプが追加された点。はがね・ドラゴンなのでかつてのメタグロスと同じく弱点が2タイプで半減以下が10タイプもある優秀な複合であり、この耐性が600族譲りの高ステータスに加わる。その為、数値以上の耐久力を発揮する機会も大きい。


HPが原種より低いものの、相変わらずクレセリアに匹敵する圧倒的な特殊耐久があり、僅かな弱点さえ突かれなければ大抵の攻撃は耐えられる。

習得技も原種由来の非常に豊富なラインナップに「アイアンヘッド」「てっていこうせん」などの鋼技が追加され、新技「たてこもる」をはじめ耐久面を更に強化する積み技も揃っている。ただ、攻撃面は原種同様並程度な為、力業等で補う必要がある。


素早さの関係で被弾回数は増えがちだが、相手によっては何発食らおうが耐えながら反撃して強引に突破できてしまうことも。通常シリーズに比べると比較的ポケモンが瀕死になりやすいレジェンズのゲーム仕様の都合もあり、「耐性やたてこもるで耐えながらその間に裏のポケモンを回復して立て直す」という噛み合いの良さもあり壁役として使いやすい。


また、今作のトレーナー戦では死に出しによる高確率の先制攻撃が強く、それに耐えられる耐久型のポケモンの価値が高くなっており、総じて本作における強力なポケモンの一角である。


第9世代

ポケモンホームの連携と共に解禁。


専用技のたてこもるの効果が防御2段階上昇となった。PPの差からとけるてっぺきの下位互換になってしまっている。(アンコールされたときに少ない方がPP切れで解除されやすいが、微々たるメリット)

そしてヒスイヌメイル時代に覚えたとけるを覚えなくなってしまったので、覚えさせる場合にはしっかりと進化前に覚えさせておこう。


性能的にはその優秀な複合とより効率的になった耐久寄りのステータスにより、かなりの堅さを誇る。「とつげきチョッキ」を持たせればなおさらである。環境に多くいるフェアリータイプに抗える手段を持てたのも良い点だろう。


ただ、今回追加されたテラスタルについては元々の優秀過ぎる耐性を単タイプに変更してしまうので若干アンチシナジーで、切るタイミングが難しい。とは言え、とくせいのそうしょくは草弱点のテラスタイプになった時に補えるので合っている。


またヌメルゴン一族に総じて言える事だがパワー不足が目立つのでなので、他の600族と比べると見劣りしてしまうのは確かである。そこは広い技範囲とテラスタルをうまく活用してあげよう。


使用トレーナー

ゲーム版


関連イラスト

ヒスイヌメルゴン704・705・706

ヒスイヌメイル& ヒスイヌメルゴンショウとヒスイヌメルゴン


余談

原種がフランス伝承のル・カルコルを元ネタとしていたのに対し、こちらは巻貝ということから東洋伝承の出世螺や、金属の鱗を持つ巻き貝スケーリーフットを参考にしたのではと推測されている。


また、ヒスイ地方のモデルとなった北海道にあるイトムカ鉱山は、かつて豊富な自然水銀が産出されていた希少な鉱山として有名。この点から、銀色の粘液の元ネタは水銀ではないかとの説も。


さらに、北海道はアンモナイト化石が多産する。殻の形状が平巻きであるため要素として参考にされている可能性がある。


関連タグ

ポケットモンスター ポケモン LEGENDSアルセウス

ポケモン一覧 ドラゴンタイプ はがねタイプ

ヌメラ リージョンフォーム ヒスイのすがた


0705.ヌメイル/ヒスイのすがた0706.ヌメルゴン/ヒスイのすがた→0707.クレッフィ


同複合タイプ

ディアルガ ジュラルドン


カタツムリ仲間

マグカルゴ チョボマキ チオンジェン


600族


ポケモン関連

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