概要
主に二人が仲良くしている絵につけられるタグだが、おきまりやおきフラなどと比べて作品数が少ないためか百合作品は少ない。
原作では、チルノの背中の扉の魔力が季節の境界(土用)であることが偶然とは思えなかった隠岐奈は、「私の元で働いてみないか?」「踊って馬鹿騒ぎするだけの仕事だよ 前例は無いが妖精だって出来るかもしれん」などと二童子になることを持ち掛けているが、それに対してチルノは、「働く?なんで?」「仕事かぁ あまり興味が無いなぁ」と余り興味が無い様子である。
また、隠岐奈は「まあ、考えて置いてくれ 時間は無限にある」と諦めるつもりは無い様だ。
チルノは、東方天空璋Extraステージの舞台である後戸の国へは、エタニティラルバの背中の扉を介して行っていた。それに対して、隠岐奈は「そこは本来なら夏の扉の筈だが そいつはアゲハチョウの妖精では無く常夜神なのかもしれんな 私に敵対する神の一つだ」と言っている。
原作での会話
STAGE6「開けるなかれ、見るなかれ 後ろの扉に秘天あり Hidden Star in Four Seasons」
チルノ「さっきの奴らどこに行っちまったんだ?それにしてもこんな暗い場所つまんない。帰ろ帰ろ」
隠岐奈「何だお前は。二童子の奴何をしてるんだ?変な妖精が紛れ込んでおるぞ」
チルノ「何だお前は!何か強そうだな!あたいと戦えー!最強の称号を賭けて!」
隠岐奈「お前、気が付いていないのか?それ以上暴走したら妖精とはいえ持たないかもしれんぞ。証拠に肌が黒くなってきているじゃないか。」
チルノ「ああん?これは日焼けだぜ!夏の勲章だ!」
隠岐奈「それは違うな。暴走の影響が見た目に現れているだけだ。完全に自我を失う前にここから去るがよい。お前に与えられた背中の力は解いてやるように言っておくぞ。無事に弱くなるし肌も元通りに戻るだろう。」
チルノ「背中の力って何だよう。」
隠岐奈「お前の後ろについて来ている季節武器の事だよ。その影響力無しではお前の力など見る影も無いぞ。」
チルノ「ああん?これはあたいの力だ!最強が怖くてしょうがないんだろ?いっちょ揉んでやるぜ!」
隠岐奈「お前の力を制御している私とお前が勝負するなんて愚の骨頂だ。だが……良いだろう。妖精の力も気になっていたからな。たまには部下に妖精を選ぶのも面白いのかもしれん。それもお前の力が見るに足る物だったらの話だがな。思う存分力を発揮せよ。そして私に見せてみよ!妖精が跳ね踊る暗黒能楽を!」
REVENGING STAGE「秘神の真の姿 Hidden Star in Fifth Seasons」
中ボス
舞「おお、君はこの前の。」
里乃「お師匠様は気に入っていたみたいよ。意外だわー。」
舞「だが君の快進撃はここまでだ!」
戦闘前
チルノ「とびらとびらとびら……この景色、なんか前に見た事がある気がするなぁ。デジャブってやつ?」
隠岐奈「おお、お前はこの間のおもしろ妖精じゃないか。よく来たね。」
チルノ「お前は誰だ?」
隠岐奈「おっとっと。あれ?忘れているの?お前に集めさせていた魔力を頂いた時に、一緒に記憶も失ったのかな?」
チルノ「うーん……そうだ!」
隠岐奈「思い出したかな。改めてようこそ。」
チルノ「記憶を取り戻しにこの世界に来たのを忘れてた。ところでお前は誰だ?」
隠岐奈「こりゃ話にならんな。所詮、妖精(バカ)は妖精(バカ)か。惜しいな、前の時は覇気が感じられて妖精の新時代を見た気がしたんだが」
チルノ「お、馬鹿にされている気がするぞ?」
隠岐奈「気のせいではないぞ。目の前のコイツはただの残念な奴だ。さっさと背中の扉の魔力を頂いて元の世界に強制帰還させるか。」
チルノ「やるきだな!いつでもかかってこい!」
隠岐奈「ん?……なんだと。お前の背中の季節は……どの季節にも属していないだと?もっとも妖精の生命力が失われる季節の境目、土用……ふっふっふ、お前の愚劣な演技に騙されるところだった。やはりおもしろい妖精だな。一戦交えていくか?」
チルノ「あー、思い出したぞー!あたいが再戦したいのは、椅子に坐っていた奴だ!お前は関係無い、邪魔だよ。」
隠岐奈「その時椅子に坐っていたのは私だ!見てわからんか。私と再戦したがっていたのならやってやろう。真なる秘神の力、全て味わい尽くすが良い!」
撃破後
チルノ「勝った!長かった最強の旅も終わりだ!」
隠岐奈「見事だ!素晴らしすぎる!ここまで背中の扉を使いこなせた妖精は初めてだ。しかしお前の戦い方には疑問も残る。私の裏をかいて季節の隙間の魔力を集めたというのに それを余り意識していないようにも見受けられる。」
チルノ「背中の扉?季節の隙間?何言ってんのお前。あたいが勝った、お前は負けた、ただそれだけだ!」
隠岐奈「ふっ、演技には見えないな。本当にお前はただの妖精(バカ)だ。お前が季節の隙間を使ってやってきたのはただの偶然か、それとも……?」
チルノ「だから季節の隙間って何だよ」
隠岐奈「それぞれの季節と季節の間には、春夏秋冬のどの季節にも属さない瞬間というのがある。その瞬間は自然の力が衰え精神が生命を凌駕するのだ。偶然か必然か、それが原因でその力を奪って強制退出出来なくなった。その事に私は驚いたんだよ。そして気に入った。」
チルノ「選んでって……あたいは何もしていないけど」
隠岐奈「ちなみに、どの扉から入ってきたの?」
チルノ「ラルバんところの背中の扉からだ。アゲハチョウの妖精だよ」
隠岐奈「アゲハチョウの妖精。なるほど……そこは本来なら夏の扉の筈だが。そいつはアゲハチョウの妖精では無く常夜神なのかもしれんな。私に敵対する神の一つだ。こうなると偶然とは思えないな。まあいい、とにかく面白い妖精を見つけた事には変わらん。どうだ?私の元で働いてみないか?」
チルノ「働く?なんで?」
隠岐奈「私は二童子の後継者を探していたんだよ。踊って馬鹿騒ぎするだけの仕事だよ。前例は無いが妖精だって出来るかもしれん。」
チルノ「仕事かぁ。あまり興味が無いなぁ。妖精の仕事って、奴隷の様にこき使われてるのしか見た事無いしねぇ」
隠岐奈「まあ、考えて置いてくれ。時間は無限にある。」