草野誼による嫁姑問題をテーマにした家庭漫画のふりをした友情バトル漫画が『かんかん橋をわたって』である。
概要
住み慣れた「川南」から、橋ひとつ向こうの「川東」に嫁いだ萌は、上品で優しい姑・不二子に引き目を感じながらも嫁としてなじもうとしていた。
ところが萌の時だけ米がうまく炊けないなど、日々に違和感を感じるうちに、恐ろしいことがわかってくる。
町の人が耳打ちした「気をつけたほうがいいわよ。あの人は『おこんじょう』だから」とは?
恐ろしさに身震いが止まらない! 嫁と姑の千日戦争!
概要(実態)
主人公である嫁の萌は、その姑の不二子から度重なる嫌がらせを受け、近所の人々から心配されるほど苦労していた。
萌はあるとき、町に言い習わされる「嫁姑番付」というランキングを知る。
現在の萌は、嫁姑番付4位だというのだ。突然なにを言っているのか。
- 町には嫁いびりランキングの「嫁姑番付」が存在する
- 町の各エリアに点在する嫁姑番付に数えられる嫁たちを助ける萌。仲間たちとの出会いと友情
- 町を支配する「姑の中の姑」(ラスボス)の存在が明らかになる
- 苦難を乗り越えて成長し、嫁たちのリーダー格となる萌
- 暗躍する不二子(師匠)
- 萌と仲間たちによる「姑の中の姑」への(文字通りの)殴り込み
『かんかん橋をわたって』は、何を読んでいるのかわからなくなる友情バトル漫画である。