概要
せがわ氏によって制作・公開されたフリーゲーム
ジャンルはほのぼのお料理アドベンチャー、マルチエンド
以前出された2作品と同様に、本編と寄り道の割合が2:8と寄り道の要素が多い。
メインストーリーのみで2,3時間、全てのイベント回収も含めると10時間くらいかかるとの事。
道中に落ちてある素材や店で買った食材を使って料理を作り、それらをストーリー中のイベントやキャラクターに使用していくのが大きな特徴となっている。
オリジナルのドット絵とBGMで見事な世界観を作り出している
作中には小さじ一杯分のホラー・グロ・鬱要素とソフトなカニバリズム表現が含まれています。
プレイは自己責任でお願いします。
ストーリー
色々な星を旅して料理を振舞っているエディ、フクローの兄妹
ある日自分達の宇宙船が知らない星へ墜落してしまう
幸運にも生き残ったが宇宙船が壊れて動かない、
宇宙船を直すためにも墜落した「カルプッカ星」を歩き始める…
本作にはキャラクターとの好感度システムも存在しており、主に
料理をアジミして貰って好感度を上げるタイプ
寄り道のイベント等をこなして好感度を上げる2パターンがある
キャラクターの好感度によって個別EDも見れたりする
キャラクター
エディ
主人公の一人、フクローの兄 19歳
母の願いを叶えるためフクローと共に宇宙を旅している
料理上手でポジティブな青年 宇宙船が墜落しても大丈夫だと思える程のノーテンキ
運動神経が良い
所持アイテムの効果でフクローよりもお金が溜まりやすい
特定の場所でフクローと操作をチェンジできる。
ちなみに、せがわ氏のブログで本名が公開されている。
フクロー
主人公の一人、 エディの妹 13歳
母の願いを叶えるためエディと共に宇宙を旅している
キモの据わった少女 言動も大人びておりしっかり者
しかし兄同様ノーテンキな部分もある
所持アイテムの効果で作中に登場する妖精の言葉を翻訳できる
特定の場所でエディと操作をチェンジできる。
同じく、せがわ氏のブログで本名が公開されている。
アジミを頼めるキャラクター
オフィリア
カルプッカ星に住むメイフラワ族の少女 13歳
かなり引っ込み思案で内気、親切で優しい性格
動物や妖精に好かれやすく、友達も妖精しかいない
バド
わさわさの森にいるバードマンの男性 異星人 45歳
身長も高く目立つ、お茶目で知的なインテリバード
家にはたくさんの本が置いてある
コルメ
肉屋を経営しているメイフラワ族の青年 17歳
人当たりも良く屈託の無い性格、ただ頭のネジはぶっ飛んでいる
両親が多額の借金を残したまま亡くなっており、その借金を
ウェイスタン侯爵に返そうと日々努力している
ギエラ・トフ
今のカルプッカ星の王 クロウ族の少年 13歳
若くも非常に思慮深くおとなしい性格
数年前に身分を捨て異星人と結婚した姉を祝福できずにいる
グントラム
ハーメルン家出身の音楽家 フリューゲル族 32歳
真面目で穏やかな性格の男性 方向音痴
妹のトゥエラムと同様、子どもが深い意味で好き。
トゥエラム
ハーメルン家出身の音楽家 フリューゲル族 28歳
不思議なフンイキの女性
音楽家をしているがそこまで音楽に興味はない
兄のグントラムと同様、子どもがアブナイ意味で好き。
寄り道で好感度が上がるキャラクター
デズモンド
かつてカルプッカ星を侵略しに来た「惑星メガロポリス」の軍神
完璧主義者で自信家。ある目的で料理大会に参加した
大会にて主人公たちの一番のライバルとなるキャラ
ダイオス
夫婦で調味料屋を経営している男性 カブルホーン族 異星人 30歳
寡黙で目に包帯を巻いており容姿で怖がられることが多いが
実際は優しく妻のリウスを心から愛している
異星人な事もあり義弟のトフからはあまり良い目で見られていない
ギエラ・リウス
夫婦で調味料屋を経営している女性 クロウ族 27歳
数年前まで王族だったが身分を捨て、異星人のダイオスと結婚した
気品があり、愛に生きる女性
ウェイスタン侯爵
ウムテトとその周辺の統治者 気さくなクロウ族の男性 41歳
その力量と人望から何代も前から王族の絶大な信頼を得ている
趣味も多彩で、描いた絵は城に寄贈している
作中では主人公たちが見つけた発掘品を鑑定してくれる。
ユーリカ
ユーネリウム街道の地下に住む少女 メイフラワ族
過去に起きた「星のヒト大戦」で死んだ兵士たちの怒りや憎悪を鎮めるために
何百年も孤独に生きてきた「鎮魂の巫女」。
それ故あまり他人を信用しない
ミドリノ
トウフ町に住む女性 クロウ族とチキュウジンのハーフ 27歳
心のあるカラクリやトウフ町を作ったハカセ
頭は良いが全体的にぼんやりしている、掃除が大の苦手
星の女神(フローディテ)
カルプッカ星の2代目女神
明るくノリがいいため威厳はそれほど感じられないが誰にも平等
料理大会の審査員でもある。
その他のキャラクター
ナビロボ
ナビロボハウスという店を経営しているロボット、店主とレンタル用のナビロボがいる
本編では3体のナビロボから一体だけレンタルできる
店主の方のナビロボは仲間たちに言えない秘密を抱えているらしい
ナタリア
牢屋マニアのウムテトの学者
掴みどころがなく少々サディストっぽいお姉さん
ウェイスタン侯爵やコルメの両親とは友人関係
用語
グルメイト料理大会
主人公たちが参加する料理大会。優勝すると星の女神に一つだけ願いを叶えてもらえる
異星人も参加可能。この時期だけカルプッカ城は誰でも入ることを許可される
星のヒト大戦
過去に起きたカルプッカ星と「惑星メガロポリス」との戦争の事
この戦争でカルプッカ星の多くの兵士が死に、一部の自然も毒で犯された
星のヒトとはこの戦争で襲ってきた異星人の事を言う。
この歴史からカルプッカ星は異星人を歓迎しない人も多い
ささやくシリーズ
前作でいう羅針盤のようなアイテム。「ささやく○○」といった名称で書かれている
使用すると未知なる地への案内をしてくれる。
その他
本名について
せがわ氏のブログで主人公2人の本名が公開されている。
本当はゲーム内でのウェイスタン侯爵とのイベントによって発覚するものだったのだが、
実現不可能な設定をしてしまい、見ることが出来なくなってしまった。
データ自体はまだゲーム内には残っているようだ。
詳しくは外部リンク
関連イラスト
関連タグ
作者の前々作→ミノニヨクシティ
作者の前作→END_ROLL
作者の次回作→TOWER_of_HANOI
たとえ どこの星の 何星人でも、
お腹はすくし 料理もする