たいようのいえ
たいようのいえ
『たいようのいえ』とはタアモによる日本の少女漫画作品である。
『デザート』(講談社)で2010年6月号より連載開始。2015年3月号で最終回を迎えた。
単行本は2015年6月に発売された13巻で完結。
2014年、第38回講談社漫画賞少女部門受賞。
幼い頃、両親が離婚し父親についていった真魚。
時は過ぎ高校生になり、父親が再婚して義母と義理の妹ができるがその人たちとも関係はうまくいかず、真魚は自分の家に居場所をなくしてしまう。
そんな真魚を温かく受け入れてくれる家は、両親を亡くし、今はその家で一人暮らしをしている幼馴染みの基の家しかなかった。真魚は基と一緒に暮らすこととなる。
※CVはドラマCD版のもの。
- 本宮真魚(もとみや まお)(CV:悠木碧)
高校2年生の少女。寂しがり屋で優しいが、口が悪くコミュ下手な為に誤解されやすい。
父が再婚したが、家に居場所がなくなってしまい、基の家で暮らすことになる。
「空海(くうかい)」というPNで携帯小説を書いている。
基のことが異性として好きだが、同時に母親のような存在とも思っている。
グッズなどの琴線が他人とはちょっと違うセンスの持ち主である。
- 中村基(なかむら ひろ)(CV:中村悠一)
真魚の幼馴染で新人プログラマー。主婦リーマンで家事全般が得意で世話焼き。
両親が他界しており、「家族」への想いが人一倍強い。
携帯小説を読んでおり、作者の「空海(そらみ(※本当の読みは「くうかい」だが、基は勘違いしている。))」の正体は杉本さんではないかと思っている。
緑亀の「若葉」と柴犬の「コロッケ」を飼っている。
基の弟。高校2年生。幼い頃に両親が他界し、叔父の下に預けられていた。
奇跡的に真魚とはグッズなどの趣味が合う。偶然、真魚と同じバイトをすることになる。
- 杉本(すぎもと)(CV:伊藤かな恵)
基の同僚の女性。真魚の書いてる携帯小説の読者で、HNは「ラジカル」さん。
戦国(特に武将・伊達政宗)マニアである。実は基のことが好き。
- ちーちゃん(千尋)(CV:日笠陽子)
真魚の親友でかつ、数少ない理解者の1人。口下手な真魚の逆で社交的で明るい。
織田のことが好きだが、彼にはツンな態度をとってしまいがちである。
- 織田(CV:吉野裕行)
真魚の同級生。真央から家族(基)についてよく相談を受けている。
真魚のことが好きらしく、何かと絡んでくる。姉と妹があわせて6人もいる。
- 中村陽菜(なかむら ひな)(CV:齋藤彩夏)
基の妹。幼い頃、最初に真魚を中村家へと連れてきた子。
両親の他界後は親戚の家で暮らしている。
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