CV.進藤一宏
人物
『ICO』の主人公であり、プレイヤーの分身。
名はイコ。
体は小柄だが、元気一杯で力が強く、おまけにとても体が丈夫である。
城の中に落ちている薪ざっぱを振り回しては、ヨルダに近寄る黒い影を蹴散していく姿が実に頼もしい。
霧の城に入るまでのあらまし
イコの頭には角が生えていた。
彼の住む村のしきたりでは、産まれたときに頭に角の生えている子供は、海の上に聳え立つ誰もいない城に、生贄として捧げられる決まりとなっていた。
13歳の誕生日を迎えた彼は、3人の神官によって城へと連れられていく。
そして、箱のような場所に入れられると一人置き去りにされてしまう。
自分の運命と行末を、ぼんやりとではあるが理解し受け入れていたイコであったが、突如起こった地震により、閉じ込められていた箱が壊れ、戒めから解き放たれる。
一人、古城の中で自由を得た彼は、やがていずこともなく歩き出すのだった。
(以上、説明書より抜粋)