概要
エクストラブースター第6弾「綺羅の歌姫」で登場した、グレード3のバミューダ△に属するユニット。
デビュー当時の泣き虫少女は、やがて多方向に活躍し、歌手としての才能を開花させ、ついには「極光の歌姫」の名を冠するまでに至った。
公式設定
「オーロラスター」「極光の歌姫」など、様々な別称を持つ稀代の歌姫。 光を照り返す艶やかな銀髪、青く優しい海の如き瞳、そして――どんな美しい物と例えても失礼にあたる程に素晴らしいその歌声。
210万枚製造されたデビュー曲の「CD(クリスタル・ディスク=クレイで普及している音楽記録媒体)」が瞬く間に市場から消えたといえばその人気の程は窺える。
今も「オーロラスター」の新譜は発売される度に最高記録を更新していく。 彼女がステージに上り続ける限り、この記録が本人以外の手で塗り替えられる事は無く、今日も数多のファンが彼女の歌声に聴き惚れるのだろう。
「ありがとう……。 今、私がここにいられるのは、皆さんが笑顔というたくさんの光をくれたおかげです。 だから、ありがとう!」
「彼女の新譜は、今や確実にダブルミリオンを超える。」(RR仕様)
「届けます……満天に輝く、光の奇跡を貴方に!」(SP仕様)
ユニットとしての性能
効果1(リミットブレイク4)版
敵ヴァンガードにアタックした場合、カウンターブラスト2点を支払う事で、1点のソウルチャージと、自軍リアガード1体をセルフバウンスし、自身のパワーに5000の補正を与える。
リアガードを手札にすることで相対的に手札とシールド値を賄いつつ、登場時効果を再度使用する準備が出来る。
効果2
ソウルに『シャイニースター コーラル』がある場合、常時パワーに1000の補正を与える。
同クランで言えば、トップアイドルリヴィエールとほぼ同様の効果になる。
効果1(超越ボーナス)版
Vに登場したときか、コーラル名義のGユニットに超越されたときにに手札から1枚をソウルに置くことで2枚ドローできる。
そして、自分のヴァンガードにそのターン中、「自分のソウルにあるコーラル名義のカードの枚数2枚につき、自分の前列すべてのユニットにパワー+5000する」能力を与える。
自分の前列のユニット全てを強化する効果ではあるが、そのユニットを直接強化するのではなく、ヴァンガードに効果を与えるタイプなので、バミューダ△お得意の味方リアガードの入れ替えコールで新たに出てきたユニットも強化の対象になる。
順当なライドのみでは難しいものの、例えばソウルにコーラル名義のカードが8枚あれば味方前列がパワー+20000という恐ろしい数字になるうえ、コーラルサポートのカードはソウルに特定のカードを置くことを得意としているため、爆発力は凄まじかった。
しかも、ライドにせよ超越にせよ、それで支払ったカード1枚分とこの効果を使うためのコストとしてソウルに置いた分の合計2枚を2枚ドローすることで打ち消すことができるため、非常に強力な効果であった(もちろんデリートされてる状態で超越しても効果発動できない弱点もあることはあったが)。
効果2
ソウルにコーラル名義のカードが4枚あれば、常時パワー+2000の補正を与える。
これはいわゆるクロスライドユニットと同じ防御力を得ることができるという能力であり、その有用性は今更語る必要もない。
効果発動に必要枚数が4枚と多いものの、このカードを採用する場合、効果1のためにソウルにコーラル名義のカードを集めようとする動きになるため、比較的容易に達成することができるためほぼ問題は無い。
さらにこの効果はヴァンガードのときだけでなく、リアガードのときも適用されるため、パワー13000のリアガードという強力なユニットにすることも可能である。
二次設定
そのふくよかなお腹の肉と横向きのへそから大食いキャラが定着している。
某掲示板において「Pに内緒でハンバーガーを食べていた」というネタレスがなされ、そのイラストが投稿された事から「コーラルの好物はハンバーガー」というネタが定着した。
ちなみに、イラストレーター公認。
その後、「歌姫の二重奏(デュエット)」初回特典としてこのユニットのクロスライド形態「シャングリラスターコーラル」が登場している。
こちらは、再録時のフレーバーテキストが
「ちょっぴり自分に正直すぎる? それも彼女の魅力だ。」
となっており、コーラル=大食いキャラのイメージは半ば公式のものとなっている。
さらにその後追加されたGユニット「フロンティアスターコーラル」のSP版は彼女がウェディングドレス姿を披露しているのだが、その左手にはワンホールのケーキ(食べかけ)と、右手にはそれをまさに今食べてますと言わんばかりのスプーンが……もはや何も言うまい。
後の時代では
彼女の歌姫としての功績は『天輪世紀』まで語り継がれていた模様で、「リリカルモナステリオ」のアーカイブには現在もその姿が残されている。
公式小説『クレイ群雄譚』第二部のメインキャラクターである「ミチュ」と「ノクノ」は彼女への憧れを原動力にトップアイドルを目指し邁進中。