「この世界は平等では無い」
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概要
この世界には『天使』『悪魔』『吸血鬼』『獣人』『人間』と呼ばれる5つの種族がいる。
それぞれに代表者がおり、1000年に一度、世界の統治をめぐる儀式を行う。
各種族の説明
『天使』
この世界の特権階級。
「天使警察」を組織してこの世界に勝手な秩序を敷いている。
吸血鬼の同盟相手で、悪魔の敵対者で、獣人の支配者。
- 「神様」
『天使』という種族の代表者。滅多に天使の前に姿を現さない。
彼が求め、女王に提示したのは『秩序』。
『悪魔』
独自の領地を持つ貴族階級。
吸血鬼や天使と敵対し、獣人と人間の支配者。
背中に羽だけを持つもの、尾部のみを持つもの、両方を持つもの、と見た目は様々。
- 「魔王」
『悪魔』という種族の代表者。現在の代表の中では唯一直接統治を行う。
彼(彼女?)が求め、女王に提示したのは『混沌』。
『吸血鬼』
個体数は少ないが、全員が何かしらの特殊能力を持つ最強種族。
天使の同盟相手、悪魔の敵対者。
昔は直接人間を襲うことで血を得ていたが、今は信奉者や従者から捧げられている。
- 「始祖」
『吸血鬼』という種族の代表者。
今も吸血鬼の前に存在してはいるが彼らに姿は見せておらず、基本的には介入しない。
彼が求め、女王に提示したのは『孤独』。
『獣人』
獣の耳と尾部を持つ被支配者階級。
天使と悪魔に従属しており、その扱いは家畜と変わらない。
- 「狼王」
『獣人』という種族の代表者。
頑なに民の前に現れなかったことではほぼ伝説と化しており、彼を知る者は少ない。
彼が求め、女王に提示したのは『安寧』。
『人間』
数は多く、居住域も広いが、短命で、特殊な能力を持たない最下層民。
悪魔に虐げられ、吸血鬼に殺され、それでも彼らに頭を垂れることを良しとせずに戦った。
その抑圧された環境は人間の力を育み、『悪魔』には「勇者」が、『吸血鬼』には「狩人」が現れた。
激しい戦いの末に「勇者」は「魔王」を下し、「狩人」は「始祖」を引かせた。
しかし、人間の立場は未だ低く、闇市場では人間の売買が継続されている。
- 「聖母」
『人間』という種族の代表者。聖地にこもっており定期訪問の使者以外に姿を見せない。
自身の代理である「聖女」への連絡時すら現れず、聖域から聖堂に鳩を飛ばして言葉を伝える。
彼女が求め、女王に提示したのは『平穏』。