概要
カラシン目キタリヌス亜目キタリヌス科キタリヌス属に分類される魚の総称。
アフリカ大陸の淡水域に6種が分布する。
キタリヌス亜目はキタリヌス科とディスティコダス科の2科からなるカラシン目の中でも原始的なグループで他のカラシンとは系統的に離れているため、カラシン目から独立させる考えもある。
体長50cm以上になる大型の淡水魚。
顎は小さく、コイ目のように歯を欠いている。
体高は高く、背鰭と臀鰭は比較的長い。
体表は銀色で、鰭の一部が赤く染まる種もいる。
石に付着した藻類などを食べている。
現地では食用として利用され、日本では観賞魚として知られる。