概要
ハートキャッチプリキュア!に登場する、コブラージャ×明堂院いつきのカップリング。
本編では
7話…当初いつきを美少年と勘違いし、枯れかけているいつきの心の花を取り出したコブラージャは「この美しい牡丹を真っ黒に染めてあげよう」と言い心の花を舐めた。
その後、デザトリアンの口からいつきが女の子である事を知り、コブラージャはギャグ顔で吹っ飛ばされてしまう。
25話…夏合宿の夜、つぼみと共に満月を見つめる3人目のプリキュア・いつきを発見するも、「やめておくか。今宵は月が美しすぎる」とその場を去っていくコブラージャ。
翌日の早朝、プリキュアの特訓をするつぼみ、えりか、いつきの前に砂漠の使徒の三幹部が現れる。
そこでコブラージャは「昨夜はよく眠れたかい?マドモアゼル」といつきに声をかけた。
44話…「1人で頑張るじゃないか」と、1人でデザトリアンに立ち向かうサンシャインを背後から抱き締めるような形で押さえ付けるコブラージャ。
(その後、ムーンライトに救出される。)
46話では
クモジャキー!コブラージャ!あなたたちを忘れません!
薫子を救出しようと向かうプリキュアの前に立ちはだかったクモジャキー、コブラージャ。
その場に残り、ブロッサムとムーンライトを先へと向かわせたマリンとサンシャイン。
コブラージャは、「僕の相手に相応しい」と自らの相手にサンシャインを指名する。
「美しい僕と美しい君が美しく戦いを繰り広げる、世界の終焉にはピッタリの余興じゃないか」
「僕を失望させないでくれ、キュアサンシャイン」
「この戦いをもっと美しい、そう、芸術にまで高めようじゃないか」
サンシャインを“美しい”と評価しながら戦うコブラージャ。
近距離でコブラージャの瞳の中にサンシャインが映り込むなど、因縁を感じさせるシーンを混じえながら、2人は戦いを繰り広げた。
その後、劣勢に追い込まれたサンシャインに対して、「これ以上君の醜い姿は見たくない」と言い放つコブラージャだったが、ポプリの助けもあり、サンシャインは持ち直す。
「どれだけ醜くても、無様でも構わない。私は、世界を…みんなの太陽のような笑顔を守りたい!」
そして、向日葵の咲く花畑に凛と立つサンシャインを見詰め、「美しい…」と零すコブラージャ。
「名も知らぬ誰かのために、動きは乱れ、それでも必死に戦う君の世界…これが君達の言う心の美しさか!」
「だが…何もかも遅すぎた…」
「もう今更、後戻りは出来ない!」
そう叫び、ダークブレスレットの力で再び攻撃を仕掛ける。
しかし、サンシャインの反撃でダークブレスレットが砕けた。
「まだ間に合うわ、コブラージャ!」
「その心の闇、私の光で照らしてみせる!」
そして、サンシャインのゴールドフォルテバーストを受ける。
「美しいね、僕の最期に相応しい…」
「君と戦えて良かったよ、キュアサンシャイン…アデュー」
花畑の中でそう感謝の言葉を述べると、コブラージャは浄化され、こころの花のハマナス(花言葉:美しい悲しみ)は、持ち主へと還っていった。
「きっと、目に見える美しさばかり追い求めていたんだね…」
サンシャインはそう、静かに呟いた。