CV:神谷浩史
概要
シャハルタ共和国の若くして総理大臣で王族。14歳でコーシャルが引き起こしたクーデターにより王族であった彼の家族とユティカとラーシャの両親が殺されている。
しかし、当時赤ん坊であったラーシャを助けていて、死ぬ間際に「自身がシャハルタの絶望ならば、君(ラーシャ)はシャハルタの希望だ」と評している。
また、ラーシャの双子の姉妹のユティカはその事件で死亡したと思われていたが意外な形で再会を果たした。
しかし、このクーデターで心に深い傷を負いシャハルタの国とコーシャルのクーデターに従いながら、なおも王族の生き残りを必要とする民衆に絶望していた。
コーシャルの傀儡に甘んじて独裁政治にも半ば黙認していたが、やがて醜悪なまでに欲深いコーシャルに対しても(過去の事も思い出してか)憎しみが激しくなり、シャハルタの宝物庫の発見と同時に用済みかつ呆れた表情で彼を銃撃。シャハルタの魂とされる遺産全てを破壊しようと目論む。がルパンの説得により自分に感じた憎しみや悲しみの感情などを吐露し、体に巻いていた爆弾を使おうとして止めようとしたその時にコーシャルに撃たれて致命傷を負う、最後はラーシャに看取られつつ、ルパンに自分の本心を指摘され、それを涙ながらに認めながら息を引き取る。彼の遺体はシャハルタの宝物庫に安置された。