ターボ婆

『「ターボ婆」というのを知っているかな？ 　なに、よくある荒唐無稽な怪談…ともいえないような都市伝説だよ。 　 　この商店街から30km先の県境にある山道、そこに「馬場トンネル」という古く長いトンネルがあってね。そこを車等で通過しようと入ってしばらくすると、老女と思しき人影がそれらを物凄いスピードで走って追い抜いていくそうだ…』 ―とあるウマ娘の話 　時速100㎞で走るとも言われるかの有名な都市伝説「ターボ婆」、それに挑む最強の霊感ウマ娘「マンハッタンカフェ」の2000mの激走…！ 　勝つのはどちらだ…？ 　そして明かされるターボ婆の知られざる過去とは…？ ※当小説はウマ娘プリティーダービーの設定に関する作者独自の見解を含みます