概要
トイレの洗浄装置、媒体としてのタンクが、上に位置した種類、垂れ下がった紐を引っ張る、パイプにバルブが取り付けられている場合がある。
大便器
天井近くの壁に設置され、鎖や紐を引っ張るとタンク内の水が高い所から流れる勢いで便器を洗浄する。
昭和50年代まで見られたが騒音の原因にもなったりメンテナンス性が悪かった為、ロータンク方式やフラッシュバルブ方式に変わっていった。
小便器
大便器と同様に天井近くの壁に設置されるのだが、こちらは時限式洗浄となる。公共施設で主に複数の小便器を設置している場合にハイタンク方式が使われているケースがあり、タンクが満水になると自動で各小便器に一斉に排水して洗浄する。使用の有無に限らず時限排水する為、使わない時間帯は給水バルブを閉めなければいけない。現在では節水指向もあって各小便器の洗浄にはセンサー式のものに代わっていった。