「舞台の幕開けだ。」
概要
タワーディフェンスゲーム「アークナイツ」に登場するキャラクター。
分身を召喚することで1人2役こなせるという特徴を持つ★6特殊オペレーター。
プロフィール
人物
芝居がかった話し方をし、他者との関わりを絶っている青年。
鉱石病の感染者でもあるが、治療にすら消極的であり、健康診断資料を作成したオペレーターにすら苦い顔をされている。
イベントではドクターを通じてのみ、人事部職員からの調査に応じる姿が確認できた。
ロドスに来た経緯は本人曰く、探し物をするため。その探し物は彼が過去に所属していた劇団の壊滅に関わるものらしい。
しかし、原因は不明だがファントムは常に悪夢に囚われており、時折記憶が混濁しているような素振りも見せる。そのため、ファントムの供述がどこまで正しいかは判断が難しい。
ロドスに加入する前は暗殺者だったらしく、本人もそれを公言して憚らない。
その肩書きに相応しく姿を消すアーツが使えるようで、最初にロドス本艦へ乗り込んだ時も不法侵入だった。
この不法侵入は艦内の防衛設備を管理しているクロージャを怒らせたようで、正式加入後も禍根が残ったらしい。
性能
「鏡に映りし己が顔が見えるか。」
特殊オペレーターの中でも、高速再配置と呼ばれるタイプのオペレーター。高速再配置の中では現状唯一の★6。
その特色はやはり虚影と呼ばれる分身を召喚できること。分身といってもファントム本人と完全に同じ性能というわけではなく、スキル倍率がやや低く、再配置時間も本人と比べるとやや長い。
代わりに再配置する際のコスト増加がなく、常にコスト5での配置が可能となっている。虚影も配置枠を1つ消費するという問題はあるが、上手く扱ってやれば1人2役以上の役割をこなせる可能性を秘めている。
また単純に、配置枠を1つ消費するが編成枠は1人分で済むため、編成人数が厳しい時には大いに助けになってくれるだろう。
性能は同じ高速再配置のグラベルやレッドを少しずつ足したような仕様になっている。
スキル1はグラベルのような配置後10秒間のバリア展開、スキル3はレッドのような状態異常による足止め。但し、バリアに関してはグラベルの方が倍率が高く、足止めに関してはレッドとは異なり確定スタンではないため、必ずしも両者の上位互換となっているわけではない。
スキル2は単純な火力バフだが、他の高速再配置とは異なり、時間制限がない回数制のバフというのが大きな利点。スキル最大強化時には説明文に攻撃力+20%の効果を10回獲得とあるが、これは要するに1発目の攻撃力は200%の威力ということ。
攻撃するとバフを1回分消費するため、2発目は180%、3発目は160%……と、徐々に威力は減衰していく。元より高速再配置は長く場に留まる前提では運用しないため、役割と噛み合ったスキルだと言える。
コーデ
終わらぬ悪夢
イベント「マリア・ニアール」で実装。
虚影がペストマスクをした死神の姿になる。SDだと普段見えない尻尾を確認できる。
余談
モチーフ
ファントムのモチーフは、昇進2の背景・特徴的な耳・ネコ科にしては短い尻尾などの特徴からオオヤマネコだと思われる。