「速戦即決しよう。俺の貴重な時間を無駄にしないためにもな」
概要
遠距離攻撃型前衛を代表する★6前衛。
プロフィール
人物
不愛想で口が悪いが、性根は真っすぐな青年。
他の同郷のオペレーターたちが故郷についてほぼ語らず話題が出ても複雑な顔をするなか、イベリアのことを忌憚なく話す珍しいオペレーター。
ロドスでは主に薬剤製作・改良を担当しており、毒液の抽出作業や薬剤開発をしている。見かけによらずバリバリの理系。
しかし、意外とはっちゃける一面もあり、お調子者のオペレーターたちと変な体操をしたり、くだらない話題で盛り上がりそのノリで訳の分からないものを作っていたりする。また、故意か事故かは不明だがロドス内の水道管を爆破させて同僚のウィーディをものすごく怒らせてもいる。
薬剤製作に夢中になり過ぎてほかのことが見えなくなることがあり、ズボンの裾が片方だけ捲れていたり、服を裏表逆に着たりした状態で廊下を歩いているのは日常茶飯事である。
毒素をはじめとした薬物の精煉に秀でており、彼が作る神経毒は効果絶大で、医療部の一部に大好評である。
イベント「青く燃ゆる心」では街中のスリを捕まえたり、バーベキュー中の同僚が吹っ飛ばしたコショウ瓶を拾ってきてあげたりする面も見せている。
秘書任命時にはドクターに「仕事のサボりを防止する薬品」をくれる。
人間関係
同郷のエリジウムとは友人関係で、チェスで勝負したりくだらない賭けをしたりする仲である。
他の同郷オペレーターとも仲が良く、アンドレアナの武器の改良に協力したり、ウィスパーレインを上記の水道管爆破に巻き込んでいたりする。
性能
「目を凝らせ、これこそがイベリアの至高の術(デストレッツァ)!」
遠距離攻撃型前衛。前方向に広い攻撃範囲を持ち、地上と上空どちらの敵にも攻撃可能。遠距離攻撃時には攻撃力が80%になる。
昇進1で攻撃した敵に術攻撃のスリップダメージを与える神経毒の素質を、昇進2で非攻撃時に徐々にHPを回復させるリジェネ素質を獲得する。そのため場所に合わせて臨機応変に対応してくれる心強いアタッカーとなるだろう。
スキル1 攻撃力強化γ
凡庸な攻撃力強化。効果量はレア度に見合ったものだがスキル3を覚えると出番がなくなる。
スキル2 迎撃針棘
攻撃力・防御力が上昇し、前方一定範囲内の敵にカウンター攻撃を行う。飛行ユニットも対象。
スキル発動中は通常攻撃をしないため、リジェネ素質が発動し生存性に優れる。
スキル3 デストレッツァ
ソーンズの代名詞にしてメインスキル。
スキル発動中は攻撃範囲拡大、攻撃力・攻撃速度上昇、遠距離攻撃時の威力減衰が無効となり、2回目発動時には攻撃力・速度の上昇量が2倍、かつ全効果が永続となるトンデモスキル。
群攻こそできないものの、高い攻撃力と攻撃速度により散発的に現れる敵なら彼一人で殲滅できてしまう。
欠点としては、SP回復が攻撃回復のため配置直後から常に攻撃し続けたとしても2回目発動までは70秒弱かかる点と、再配置した場合は発動回数がリセットされる点が挙げられる。
また、あくまで単体攻撃なので短時間で大量の敵が来たり、高防御の敵に攻撃を吸われたりしてしまうと捌ききれないこともある。その際は他のオペレーターの支援が必要。
モチーフ
ソーンズのモチーフは、種族エーギル(海洋生物系)であるのと、素質の神経毒やスキル2のエフェクトから見てウニだと思われる。
しかし、「ウニなのに神経毒はおかしい」という声も多く、ウニはウニでもガンガゼ寄りなのでは?と言われている。なお、ガンガゼはウニ科の棘皮動物であるが、ウニと似ていながらも接触型の神経毒針を多数持っているため、彼の素質と当てはまる。
余談
彼のモチーフとなったウニから来たネタなのだが、彼の実装前に神奈川県水産技術センターの研究で話題になった「キャベツを食べるウニ」が逆輸入されて、ソーンズにキャベツを与えようとするドクターが多数出現。
また、中国では日本のテレビニュースのウニを全部ソーンズのSDに置き換えたコラ動画が大流行。結果的に海外まで日本の海産技術が知れ渡る大事になった。
関連イラスト
テーマ曲
アークナイツの公式から彼のテーマ曲「El Brillo Solitario」が出ている。
彼の故郷のイベリアの元ネタと推測される地中海風のテンポの良いBGMである。