概要
ブレスオブファイアⅢの登場キャラクター。
CV:かみむら愛(ドラマCD:松浦有希子)
ゴースト鉱を利用して、植物を育てる実験をしている某プラント。
廃棄物となった変異体から、忘れ形見のように生まれた謎の生物。
まるでタマネギのような外見から、ニーナから「ペコロス」と名づけられた。Ⅲのニーナは「シチューに入ったタマネギ」がお気に入りなので、このネーミングにはちょっとした思い入れがあったのかもしれない。
言葉を持たず(「ぷきー!」「ぷきゅ。」といった鳴き声はあげる。)、暇さえあれば昼寝をしているが、感情や意思は確認できる。
そのキャラクター性から、本編のイベントに介入してくることは少ないのだが、キャンプでペコロスに話しかけることで、「喋らない主人公」であるリュウの独白を垣間見ることができるなど、何気に侮れないポジションを担っている。
冒険の最中、ペコロスの寝顔を見るたび、リュウは呑気っぷりを羨んだり、気持ちを切り替えたり、ほっこりしたり、焚き火に近すぎて炒めたタマネギにならないか心配したり・・・etc.
挙句の果てに「最近ペコロスの寝顔を見ないと落ち着かない」とまで言い出す始末。
初期レベルが1と序盤は足手まといになってしまうが、加入時期に恵まれているのもあり、師匠システムの恩恵にあずかりやすい。
高い反撃率を活かすために攻撃力を上げていくのもいいし、耐久面に特化させて壁役になってもらうのも心強い。素で良く伸びるHPをさらに鍛えれば、再生能力やブレス攻撃の性能向上にもつながって一石三鳥。
前衛タイプにしてはAPに余裕があるので、スキルを使った戦術をとりやすいのも嬉しいところ。
以下ネタバレ↓
終盤の終盤に「賢樹」(神さえ及ばないネットワークを世界中に張り巡らせた、意思を持つ樹木)の一端であったことが明かされる。
劇中ではあまり言及されなかったが、プラントの所長の発言から賢樹が実験に利用されていたことが判明するので、その実験の廃棄物から生まれたペコロスが賢樹としてのアイデンティティを持っていたことも不思議ではない、と解釈することもできる。