概要
『神様、キサマを殺したい。』の主人公笛田 マコト(ふえた まこと)/マコちんとヒロイン咲村 千穂(さきむら ちほ)のNLカップリングタグ。
高校一年生の少年殺人鬼(年下)と高校3年生の家族を失った少女(年上)のカップリングである。
関係性
2人の関係は、滅多に人が来ない空き地から始まる。家族を失い自殺をしようとしていた千穂が、マコちんの殺害現場に居合わせてしまったのだ。マコちんは千穂を殺そうとするが、彼女の話を聞き、殺害を延期する。千穂は何者かによって家族を死に追いやられ、孤独になっていたのだった。マコちんは彼女に、家族を殺した犯人全員を皆殺しにし、最後に彼女を殺すと宣言。こうして奇しくも2人はコンビになるのだった。
2人の間に愛情があるのかは作中では不明である。
しかし、第14話で千穂が暴走したマコちんに刺されながらもマコちんを抱き締めて「マコちんが死んじゃったら私 もう生きてる意味ないもん」と言ったり、その後目を覚ましたマコちんが傷を負った千穂に「千穂ちゃんはオレが殺すんだろっ!!!」と言ったり、マコちんが殺し(楽しみ)を放ってヤクザに誘拐された千穂を助けに行ったりという2人の動きを見ていると、殺し殺される/利用し利用される2人の間に奇妙な絆のようなものが生まれているように見える。
最新話では2人はヤクザに監禁され、マコちんは監禁13日目にヤクザたちが様子を見に行くと銃で撃つ必要がないほど体がバラバラにされており、明らかに死んでいることが明確に描写されている。
本作は2015年9月から2021年現在まで作者の体調不良を理由に休載しているが、ファンにとっては2人の今後が気になるばかりである。