概要ですよ☆
怪しい広告と共にプレイヤーのスマホにインストールされた「世界を修正するゲーム」の自我を持ったナビキャラ。
キャストのように戦えるものの彼女はあくまでゲームのナビキャラであり、キャストではない。
一人称は「私」あるいは「リボン」
エラーゲームリセットというゲームのナビキャラでもある。
各々の企業がキャストの力で統治している様々な世界を修正して統合する事で「正しい世界」にする事を目的としたレジスタンスであり、セガに入社しようとしていたプレイヤーを巻き込んだ。
世界の修正を存在理由としている節があり、それ以外の事に関してはいい加減で基本的に交渉らしい交渉はしない。
寧ろ相手を煽って怒らせて実力行使せざるを得ない状況を作りだす。(自覚があるかは不明)
有無を言わさずプレイヤーを電脳空間に引きずり込んだり現実空間の肉体がキャストに殺された状態のプレイヤーの事を忘れていたりと基本的にプレイヤーの事は雑に扱ってるどころか全く気にしてない。
此処から先はネタバレです♡
「あーあ、せっかく命拾いしたのに……アウトランさんの撃破も、世界の修正も失敗しちゃいましたかぁ」
「セガはますます強くなっていますし」
「次の『プレイヤーさん』がラストチャンスですかね……」
前日譚でプレイヤーを務めていた"ある研究者"が死亡した時にこのコメントを発している事から、プレイヤーの事を自分が動くための残機としか考えていない可能性が出てきた。
"ある研究者"は交通事故と電脳空間の適正の関係などからか記憶を失っていた状態にもかかわらず戦い方は覚えており、記憶を失っていなかった状態である先日ではカソードキャストの「ペンゴ」と「ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド」を倒していた。
更にかたき討ちに来た「バーチャファイター」や「アフターバーナー」も記憶がないながらも撃退した。
尚、前日譚の後となる本編のチュートリアルで現れたキャスト達は"ある研究者"の仲間だった模様。
この時のリボンも"ある研究者"の事を割とぞんざいに扱っていた。
因みに前日譚には「君に拒否権はない」「君が交通事故に遭ったのは「たまたま」ではないのだから」などと脅迫して本編のプレイヤーをレジスタンスにさせたXが登場しなかった。
また、Xの発言をそのまま解釈するのならば交通事故に遭わせてプレイヤーを殺したのはレジスタンス側という事になり、同時にリボン(が付属しているゲーム)にはキャストほどではないが世界に干渉する力がある事を意味する。もしそうだとしたらプレイヤーを戦わせる為に仕組んだものと考えられ、とんだマッチポンプである。
因みにリボンもXもプレイヤーが助かった事に関して自分のお陰アピールしており、同一人物である可能性も考えられたが最後まで真相は不明だった。
2024/1/5 17:00 Re:Set
※此処から先は更なるネタバレに突入します!プレイヤーさん、心の準備は良いですか?良いですよね!それでは、頑張っていきましょー☆
メインストーリー9章でカソード化したディグダグに襲撃されたセガ世界。プレイヤーはリボンやキャスト達ととも抗戦するも、あえなく敗北してしまう。セガ世界は限界を迎え、世界の一部であるキャスト達も崩壊し始めてしまう。
「皆さん、諦めちゃダメです!!」
「セガの未来を救う方法はまだ残されています……!」
「いいえ……プレイヤーさん、あなたはあなたの世界で、セガを助けられるはず」
リボンはゲートを開き、キャスト達と協力してプレイヤーを電脳空間から脱出させるのであった。
「ニ人っきりになっちゃいましたねプレイヤーさん」
もうお気づきかと思いますが、どうやらここが終点みたいです」「こんなお別れの仕方になってごめんなさい」
「最後までプレイヤーさんの勇姿を見届けたかったのですが、それはもう難しそうですね」
「でも、消えるのはリボンとキャストだけで良いんです」
「プレイヤーさんはっ……て、そんな顔しないでくださいよー」
「リボンとはここでお別れですが、プレイヤーさんのことは遠くからずっと見守っていますから」
「超絶優秀ナビの監視を甘く見ないでくださいよ!」
リボンがあなたのデータを転送しようとしています。許可しますか?(ここでとある行動を取ると…?)
→YES
NO
そして、リボンの身体も消えていく………
11:05 自室
リボンとキャストの尽力により電脳世界から帰還したプレイヤー。そこにはセガに支配されていない澄んだ青空が広がる世界があった。記憶にズレを感じ、混乱しながらもスマホを見るとそこには見知らぬ、しかし確かに自分のだと分かるモノがあふれていた。ふと壊れた『エラゲ』のアイコンが視線に引っかかり、引き寄せられるようにタッチしてアプリを立ち上げたプレイヤーが見たものは……
ない……ない……ない……ない……
アプリのどこを探しても「セガ」の名前も「リボン」の姿も見当たらない……
そこにあるのは、消されたような痕跡だけ 作為的に、塗りつぶされたような痕跡だけ
プレイヤーは考えるより先に手が「セガ」の名前を検索していた。すると「セガ」のホームページが該当しホッとする。しかしその「セガ」は自らの知る「セガ」の姿とは異なっていた。居ても立ってもいられなくなったプレイヤーは外へ飛び出していった。
歩けば歩くほど、探せば探すほど疑念が確信へと変わっていく
ここは、自分が居た世界では──
答えが見つからないまま、いつの間にか部屋に戻ってきていたプレイヤー。リボンもキャスト達もいなくなり静けさに包まれた部屋を見て喪失感を覚える。そんな中、白く丸いロボット掃除機が視界に入り───
…………ああ、そっか
リボンが……
リボンが、全てを持って
全てを受け止めて……
この世界に自分とセガを残したんだ
セガの支配もない
リボンもキャストもいないこの世界
この世界に未来があると信じて
もう一度、やりなおすチャンスをくれた……
だとしたら、僕は
この世界を──
今はもういない、リボンとキャスト達から託された未来という希望。その事実を胸に、プレイヤーは誰もいなくなった部屋で1人涙を流すのであった……………
アプリケーションから全ての「セガ」と「リボン」が消滅しました