概要
声:三石琴乃
イースに飛ばされたアドル・クリスティンを助けるという設定は変わらないが、幼い頃に一度病死したものの、キースによって魔物の命を与えられ生き永らえた少女という設定になり、物語の鍵を握る重要人物として活躍している。
魔物の生贄になった自分を助けてくれたアドルを慕い、魔物の報復を恐れた村人に監禁されたアドルを助け出して一緒に逃亡する。
その後、フィーナとレアに出会うが、二人とアドルの仲に嫉妬を抱く。
アドルのいない間に魔物の襲撃を受け、フィーナとレアによって逃がされたときにアドルにペンダントを渡すように託されるが、フィーナとレアを心配するアドルを見たリリアは嫉妬からそれを渡さずに隠してしまった。
村に戻った後、魔物の人間狩りにあい、捕まってサルモン神殿に拉致される。ダレスがアドルを闇堕ちさせるためにかけた呪いで周囲の人間たちが石化していく中、リリア一人だけは石化しなかった。
リリアはそれをペンダントの加護だと思うが、キースから、リリアが石化しなかったのは幼い頃に魔物の命を与えられて生き永らえたこと、リリアの中に魔物の血が流れているからだと教えられて驚愕する。
キースから、女神(フィーナとレア)に協力することは魔物の存在を消すことであり(フィーナとレアは、ダームの本体でもある黒い真珠をアドルに壊してもらうことで、魔法を世界から消し去ってすべてを解決しようとしていた(魔法から生まれた魔物たちも消滅するため))、魔物の存在を消すことはリリア自身も死ぬことになるから協力してはならないと言われるが、リリアはそれでもアドルたちを救うことを選ぶ。
魔物でもあるリリアは、すべての魔物たちを取り込もうとするダームの力の影響を受けて激痛に苦しむが、必死に銀のハーモニカを吹いて、暴走したアドルを正気に戻し、フィーナとレアを封印から救った直後、ダームに吸収され消滅。
ダームに器として体を乗っ取られそうになるが、ダームたち魔物の悲しみを知り涙する。
その思いがダームを弱体化させて、アドルにダームを倒す活路を与えた。
すべてが終わった後、アドルはすぐに冒険に旅立ってしまい、リリアは旅立つアドルを寂しそうに見送った。
ちなみにOVA版リリアの衣装はゲーム版と違い、スカートが二重になっていないのが特徴。
OVA版リリアのフィギュアはファルコムヒロインズや岡本フィギュア・エンジニアリングから発売された。