概要
CV:横山智佐
ルーシアとは、ゲーム『LUNAR エターナルブルー(LUNAR2)』のヒロイン。
主人公ヒイロが青き塔で出会った謎の少女。
荒廃した「青き星」の復興のために眠りについていたが、何故か目覚めてしまう。その原因を調べるため、ルナ(物語の舞台である月世界)へと降り立ったのだという。
その力は女神と同等というだけあり、青き塔に巣食う魔物を強力な魔法で一瞬にして壊滅させるなど圧倒的な力を持っていたが、破壊神ゾファーによって奪われてしまう。
服装はヒイロと出合った当初は黒い軍服のような服の上に赤い外套と帽子というとても目立つ姿だったが、彼女がアルテナ教団に追われるようになると、目立ち難い年頃の少女らしいものへと変える。
一度も人と触れ合ったことがないため当初は無表情で感情らしいものがなく、ヒイロに裸を見せても動じないなど羞恥心すらないほどだった。
しかしヒイロたちと旅を続けることで少しずつ人間的な感情が芽生えるようになっていく。
ゾファーを倒すため女神アルテナに会って使命を果たすことを何より最優先にしていたが、感情が芽生え始めると使命と感情との間で葛藤するようになる。「使命を果たす」ということはルナを崩壊させることを意味していたためである。その結果彼女が下した決断は…。
物語の最後でヒイロたちによってゾファーが倒されると、最後の最後でヒイロを信じ切れなかった自分を悔やみ、ヒイロに愛の告白をすると青き星へと帰っていった。
そして……。
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以下、ネタバレ
青き星に戻ったルーシアは、以前のようにクリスタルの中で眠り続けていた。ヒイロへの想いを胸に秘めたまま。
しかし、程なくしてその眠りは妨げられる。何かがクリスタルをコツコツと叩く音が聞こえてきたのだ。
目を開けたルーシアは驚愕する。目の前にいたのは一度たりとも忘れたことのない愛おしい人だった。
ヒイロはルーシアの事を諦めなかった。
青き星に渡る方法を探し当て、仲間たちに見送られ、故郷に別れを告げて青き星にたどりついたのだった。
そして、ルーシアが不完全ながらも青き星を蘇らせ、一人の女性としてヒイロと共に生きていくことを示唆する形で物語は終わる。