外伝「呉服屋三河」の登場人物
外伝「呉服屋三河」とは三国クロニクルの世界に登場する軍事国ヤマトの商人三河つくしにスポットを当てた作品である。
三河屋
三河つくし(ミカワ ツクシ)
本作の主人公。ヤマトにて呉服屋を営む男性。
顔の傷は幼少期に付いたものであり、ほくろやタレ目、体型は三河屋の店主を連想させるポイントとなっている。
自分の誕生日を忘れてしまい恋人(芳)や焔に怒られたりするが、ある年は「むずがゆい誕生日になっちまった」と言うほどに祝われていたりもする。
異能力「呪血人形」
焔(ホムラ)
三河屋の従業員。番頭。
閑話休題や小話ではこれでもかと言っていいほど主役級に輝く。
暗殺者時代の経験を活かし変装術を持って女装や変装を駆使したりする。
恋人の修と時折会話するシーンが多く感じるが作者の意図はいかに…
(三河屋本編でも描写はないものの恋人との会話がある)
篝(カガリ)
三河屋の従業員。客引き。
かがかg(((暗殺者の中でも戦闘をメインとしており、その体力、腕力、脚力は並大抵の人間では敵わない。
軍司令官であるヤマジとどちらの方が強いのか…という愚直な質問を作者に聞いたところ瞬発では篝、持久戦ではヤマジが勝つのでは?とのこと。
最終章では傷を負った篝をその場から恋人が助けたという裏話があったりする。
泉(セン)
三河屋の従業員。倉庫番。
蜘蛛と人間の合成獣。
迅(ジン)
三河屋の従業員。刺繍、細工職人。
シズエ
迅が作ったお茶くみ用美少女メイドカラクリ。積載荷重200キロ。自走する。
月島士郎(ツキシマ シロウ)
三河屋のアルバイト。
犬と人間の合成獣。
びいどろ通り
木箱 久(キバコ キュウ)
布袋屋の楼主。他人の恋事情に異様な執着を持つ。
蜜希(母親の代から)に執着を持っており、半ば強引に結婚の話を進めていた。
蜜希(ミツキ)
鈴ね屋の遊女。
焔が遊郭に潜入した際に何かをしようとしている…と睨み、接触する。
木箱のことを「糞野郎」というほどに嫌っている。
あえて頬を叩く行動を起こさせるように仕向けるなど相手を誘導し思い通りに動かす手練手管を身に着けている。
暗殺者の里スメラギ
藍(アイ)
スメラギの長。
大切な居場所を守るため、「山茶花(焔)、椿(篝)、竜胆(迅)、蘭(泉)を殺処分とする」と言い放つ、掟への絶対の執念を感じさせる。
水仙(スイセン)
スメラギの暗殺戦闘部隊員。
虎刺(アリドオシ)
スメラギの暗殺戦闘部隊員。
ヤマト軍
雪野小路ヤマジ(セツノコウジ ヤマジ)
軍事国ヤマトの軍司令官。主人公の幼馴染である。
※詳しくは三国クロニクルの方で記載
その他
染谷 修(ソメタニ シュウ)
割烹「秋水」の主人。焔の恋人である。
異能力「軌跡」
夜鳥 噤(ヨドリ ツグ)
蜜希を花街から娶った男性。
月島良吉(ツキシマ リョウキチ)
軍事国ヤマトの前軍司令官。
腐敗した昔のヤマトに革命を起こし国を変えた。
現在は喫茶店を経営している。
三国クロニクルの登場人物
軍事国ヤマト
雪野小路 ヤマジ(セツノコウジ ヤマジ)
頼りない一面を持ちつつも、国民からの信頼は厚く、優しさにあふれているお人好しのヤマト軍司令官。
小さい頃から鍛錬(走り回ったり木に登ったり)に励んでおり、体力面では右に出るものはほとんどいないが今でも鍛錬を怠ることはない。
だが、異能力に関しては(母親から)逃げ出すようなこともある。(異能力を使えないのではなく垂れ流しの状態であり、それは普通の人間であるならば死んでしまうような恐ろしい事実である。同盟会議の場でガイからも化け物だと言われている)
異能力「生命の息吹」
彪雅 衛司(ヒュウガ エイジ)
軍司令官の秘書官。
異能力「変質」
勅使河原 龍牙(テシガワラ リュウガ)
ガイとイオの曽祖父にあたり旧ヤマト国の司令官である。
ヤマト国の独裁社会を築き上げた張本人。
人体実験や生物兵器の実験を繰り返し、極悪非道ともいえる行為に手を染めていた。
しかし、その行為にも理由はある。詳しくはこちらを見てほしい
月島 良吉(ツキシマ リョウキチ)
前ヤマト軍司令官であり、独裁的だった旧ヤマト国に反逆した革命軍の主要人物である。
月島 苑摩(ツキシマ ソノマ)
良吉の実の息子であり、革命の「火種」となった人物。
旧ヤマト国の軍人によって殺害された。故人である。
雪野小路 リトウ(セツノコウジ リトウ)
ヤマジの父親。
革命軍の一員であり、刀鍛冶を生業としている。
雪野小路 八重(セツノコウジ ヤエ)
ヤマジの母親。
革命軍にて先陣を切り指揮をとるなど、女性でありながらも革命の柱となっていた。
阿久津 克業(アクツ カツナリ)
旧ヤマト国の軍人。
海華(ハイホワ)
ラウ・ハイチィン
高飛車で大きい態度と声、高笑いが特徴的な海華の女王陛下。
暗殺しようとした人間をスコープ越しに察知するなどとても鋭い殺気感知力を持っている。
ただ、そこまで考えていない不意打ちには弱い一面もある。
魔獣「リュウグウノツカイ」を従える。
ハオ
女王陛下の専属執事であり、王宮使用人のまとめ役を務める。
異能力「陰陽一体」
月島 花苑(ツキシマ カオン)
ハイチィンの旧友であり、月島良吉の孫である。
食べることが好き。
ヴィンセントさん
一話の最後に登場した風を感じる男性。
古(いにしえ)の暗黒竜の封印が…いや、気にすることはない…
独裁帝国アーダルベルト
勅使河原 ガイ(テシガワラ ガイ)
歴史の大悪党と称されるアーダルベルトの帝王。
異能力「重火器生成」
勅使河原 イオ(テシガワラ イオ)
帝王陛下の弟にあたり、単騎潜入や戦闘を得意とする
異能力「機銃斉射」
イブキ・アーダルベルト
アーダルベルトの正式な王位継承者
異能力「鬼化」
アレクサンドル・アカトフ
アーダルベルトで秘書官を務める。
グロウ
イオと行動を共にする男性
異能力「テレポート」