優しくない世界
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やさしくないせかい
世界はそんなに優しくはない。
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強くてコンティニュー!!おかわり2杯目!!
ゲロ回です。 とっても遅れました…レポートとテストと難産が重なった結果でございます。待ってくださっていたという神様は私のチッスをお受け取りくださいませ😘ンーーーマママママッ♡♡♡ 以下読了後推奨 ******************* ******************* ******************* ******************* ******************* ******************* ******************* ******************* ******************* ******************* ******************* ******************* そこはごく普通の一軒家だった。 周りの住宅街に建ち並んでいる他の家と何ら変わりない、玄関前の小さな花壇にアサガオが咲いている2階建ての家。 そんな家に一体何があるのかわからないけれど、でも兄さんはこの中にいる人間を殺せと言うから。 そいつらは◾︎に害しか齎さないというから。 インターホンを押してすぐ、中から女が1人出てきた。 「あら、どうしたの?イメチェンかしら?それに、ミミコちゃんとナナコちゃんと…あともう1人男の子もくるんじゃなかったっけ?」などとよくわからないことを言われる。 とりあえずにこりと笑うと女も同じように笑って、警戒心のかけらもない様子で家にあがるよう促してきた。 家の中に入ってから、すぐ近く…人の気配がする部屋に入ると、そこには男がソファに座って新聞を読んでいる。彼はちらりとこちらに顔を向けて「帰ったのか」と一言だけ。 後ろから同じように部屋に入ってきた女が「素っ気ないわね、もうちょっと何かないの?」と呆れたような顔をして男に言う。男はばつの悪そうな顔を一瞬だけ見せて、また新聞に向き直った。 その数分にも満たない一連のやりとりを経て、◾︎は兄さんの言ったことを理解した。 確かにそうだ。この人たちは多分、兄さんの言う通り◾︎に害しか齎さない。 だって、なんだかとても胸が苦しくて熱いから。 *** 2人を殺すのは呆気なかった。さっきまで穏やかな空気が流れていた部屋はすっかり澱んで、壁も床もまっかっか。男と女はお互いを守り合うように抱きしめ合って事きれた。 ◾︎は、兄さんの言いつけも守ったことだしさっさと帰ろうと思って、部屋から出ようとする。 だけどその時、どこからかとてもいい匂いがした。血の匂いとは全然違う、どこか甘くて、油っこい、懐かしい気がする匂い。 ふらふらと吸い寄せられるように匂いの元に歩いていくと、そこにはパットに並べられた狐色の丸いもの。横の鍋には茶色いドロドロ。 コロッケとカレーだ!と心が踊ったけれど…あれ、◾︎はなんでそんなもの知ってるんだろう。 そんな疑問が頭の中で浮かび上がる中、体は自然に動いてコロッケを摘んでぱくりと一口。 「…◾︎、終わった?……ああ、ちゃんと終わらせたんだね!いい子…って、何食べてるの?」 「兄さん!凄いよこれ!」 「何が?」 「なんだかよくわからないけど、このコロッケ、きっと世界一美味しいコロッケだよ!」 笑顔でそう言う◾︎に、◾︎と同じ顔の兄さんは、痛々しい縫い跡のある額に少し皺を寄せて、不思議そうに首を傾げた。 もう、__ったら、つまみ食いは駄目っていつも言ってるでしょう?27,387文字pixiv小説作品 - 死んだら、赦してくれますか?
死んだら、赦してくれますか?
彼女の言葉は厳しかった、冷たかった。けれども、それと同時にどこまでも正しかった。でも、俺は、あいつらと一緒に居たかったんだ。 前回の、ブラック本丸認定された彼が、ブラック本丸に来た話。少し、続くかな?7,523文字pixiv小説作品